【衝撃】ロシアにて、トヨタRAV4が走行中に2度も落雷を受ける大事故に。そもそも落雷による車両への影響は?【動画有】

2021-02-18

これだけの衝撃を受けながらも乗員は無傷だった

先日、ロシア・ノボシビルスクにてトヨタRAV4が公道を走行していたところ、突如としてこの車両に落雷が発生。

しかも動画にて確認してみると、2連続で落雷を受けているようですが、この動画を提供したViraHogの情報によると、車内に乗っていたドライバや乗員には一切ケガは無かったとのこと。

但し、落雷が発生した瞬間は、車内が一瞬で閃光に包まれてしまったため、その光の影響により視界が定まらなかった上に、左リヤガラスが完全粉砕され、更には落雷を受けたルーフからそのままボディパネルに向けて雷が流れおち、地面を伝っていった際に、その金属パネルに大きな傷が付いてしまったとのこと。


そもそも車両に雷が落ちても大丈夫なの?

これだけの落雷でありながら、乗員にダメージが無かったことは非常に良かったことですが、そもそも車両に落雷が発生しても問題・影響はないのかが気になるところ。

実際にこの試験を日本自動車連盟(JAF)が人工的に車両へと雷を落としたテストを行ったところ、以下のような結果から影響はないと説明しています。

クルマに落ちた雷はボディなどの金属部を通り、タイヤを伝い地面に流れます。クルマのような金属の枠の中には電気は入り込まないので、人に対しては車内では落雷の影響はないようです。
実際に車内に乗り込み、落雷を体験してみたところ、雷が落ちると周囲が青白く光るが、外から見ているのとは違って落雷の音は小さく、もちろんビリビリと感電するようなこともありませんでした。

via:https://jafevent.jp/

その一方で、車両に落雷が発生した場合、車内の電子機器は問題ないのか?という疑問については、エンジンが停止したり、電子機器に大きなダメージを受けるといったことは無いそうですが、今回ロシアで発生した落雷を見てみると、一概には絶対大丈夫とは言えなさそうですね。

雷の凄まじい電圧がクルマに落ちたら、乗員は大丈夫なようですが、クルマの電子機器は壊れてしまわないでしょうか?
そこで、ETCのアンテナやカーナビのGPSアンテナの近くに人工雷を落として影響を調べました。
エンジンをかけ、エアコンやカーナビ、ETCは全て作動させた状態で数十回落雷させた結果、エンジンが止まったり、電子機器もダメージを受けたりすることはなかった。
メーターの照明が一瞬消えた後再点灯することが数度あり、またETCが通電しなくなるというケースは発生したが、クルマが走行不能になったり、全ての電装品が使えなくなったりすることはなかった。
ただし落雷がETCに影響することがあった為、落雷の中を走った後にETCゲートを通る時は注意が必要です。

【Lightning Tags Car Twice || ViralHog】

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Reference:JAF