リヤデザインはランボルギーニ「チェンテナリオ」風。Duke Dynamicsが「アヴェンタドール」専用ワイドボディキットを発表!価格は380万円から

2020-05-27

~これまでの「アヴェンタドール・シリーズ」の集大成と「チェンテナリオ」のコラボカスタムのようだ~

ランボルギーニのフラッグシップモデルとして、V型12気筒エンジンを搭載した「アヴェンタドール(Lamborghini Aventador)」が登場して8年が経過しましたが、これまでに8,300台以上が販売されました。

今回、海外の過激チューナーでお馴染みデューク・ダイナミクス(Duke Dynamics)が、次期V12モデルが登場する前に、初期モデルとなる「アヴェンタドールLP700-4/アヴェンタドールS LP740-4」をベースにした”最も急進的な”専用ワイドボディキットを発表しました。

今回発表されたワイドボディキットは、ランボルギーニが世界限定40台(クーペ20台/ロードスター20台)のみ販売した「チェンテナリオ(Centenario)」に敬意を表するデザインで、「アヴェンタドール」よりも更に恐ろしい雰囲気を与えることを目的としたアグレッシブデザインとなっています。


~リヤデザインは思った以上に「チェンテナリオ」だった~

特にリヤデザインのディフューザーとバンパーが一体型となり、スリットにはそれぞれレッド・ホワイト・グリーンの3色がディテールアクセントとして入ったイタリアントリコローレは、まさに「チェンテナリオ」風。
さすがにリヤテールランプは「アヴェンタドール」そのままですが、リヤウィングは外付けではなくバンパーからごっそりと入れ替えたワイルドな仕様となっていますね。

フロントボンネットについては、「アヴェンタドールSJV」をモチーフにした2つのダクトが追加され、バンパー周りも「アヴェンタドールS」やら様々なモデルが要素になっており、これまでラインナップされてきた「アヴェンタドール・シリーズ」の集大成と言っても良いほどに豪華に仕上がっています。

なお、リップとサイドのエアベントやワイドフェンダー(フロントはそれぞれ+50mm、リヤはそれぞれ+60mmワイドに)、サイドスカート、リヤボンネット等は全て専用キットに取り替えられているので、かなり大がかりなカスタムとなっていますが顧客の要望に応じてノーマルへと戻すことも可能になっているそうです。

なお、ボディキットは最新の3Dレーザースキャンテクノロジーを駆使し、3D CADソフトウェアやCNCマシンを使用して作成されたオートクレーブ・プリプレグカーボンファイバもしくはFRP(プリプレググラスファイバー)から選択が可能となり、Duke Dynamicsによる最高品質の大口径アルミホイールも追加可能となっています。

この専用ワイドボディキットは26セットのみ販売されるとのことで、キット素材によって約380万円~約540万円からの価格帯となりますが、これはあくまでもボディキットの価格帯なので、工賃も含めたら相当な金額になると思われます。

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Reference:CARSCOOPS