マツダRX-8に1967年式フォード・マスタングのガワを被せた謎のカスタムモデルが登場。完成度は低く、コレで販売したようだ
見た目は経年劣化などでボロボロになったマスタングだが?
アメリカにて、何とも奇妙過ぎる1967年式のフォード・マスタング?(Ford Mustang)と思われる中古車両が販売されています。
この個体、FacebookのOntario Auto Classifiedsと呼ばれる車売買関連のプライベートグループ(グループに参加している者のみが閲覧可能)にて販売されているのですが、外観は1967年式のマスタングながらも、中身はマツダのロータリスポーツモデルRX-8という何とも不思議なミックスモデルとなっています。
コーチビルダーが関与したカスタムモデルだが、その完成度はイマイチ
なおこのカスタムモデルは、2019年にオーナーとコーチビルダーの協力によって製作・販売されたもので、ガワはマスタングではあるものの、プラットフォームや内装はそのままRX-8を流用しているとのこと。
そして気になるエンジンは、マツダ製13Bエンジンを搭載しているとのことで、仕様に応じて189hp~238hpに調整することも可能。
トランスミッションは6速MT×後輪駆動(FR)を採用していますが、そもそも走りの質感はRX-8と変わらないレベルなのか、それとも全く異なるのかは不明なままとなっています。
インテリアのコンディションはかなり良好で、ブラックとブラウンの2トーンカラーもかなり渋いですね。
ただよ~く見てみると、内ドア部分はマスタングからの流用となるため、この点はかなりミスマッチと言いますか…細かいところまで調整することはできなかったようで、それもコストが大幅に掛かり過ぎているからだそう。
残念ながらこのモデルは売れていないようだ
一体どれだけのコストがかかり、どれだけの価格帯にて販売されたのかは不明で、残念ながら全く売れることなく今も売れ残っている状態(価格は直接問い合わせないとわからない模様)。
ガワを被らせたは良いものの、完成度としてはそこまで高いわけではないですし、リヤトランクとフェンダーパネルを見てみると嵌め合いは全然良くない上にガタつきがあることから、走行中にボディパネルが外れる恐れも高そう。
趣味レベルで作るぐらいなら良かったのですが、まさかそれを販売してしまうとは…オーナーもしくはコーチビルダーも「これぐらいなら売れる!」と甘い考えで出品したのかもしれませんね。
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Reference:CARSCOOPS