マイナーチェンジ版・レクサス新型LSが欧州市場でもデビュー!圧倒的な存在感と内外装ながらもメルセデスベンツ新型Sクラスに対抗できるか?【動画有】

残念ながら日本市場同様に自動運転技術は見送りとなった新型LS

なお今回のマイナーチェンジでは、パワートレインの改良は特に無く、あくまでも内外装と安全装備のアップグレードがメインということですが、これも市場によってタイヤやアダプティブバリアブルサスペンション(AVS)、アンチロールバー、シート構造が若干異なるというのもユニーク。

安全装備については、Advanced Parkと呼ばれる新世代技術が採用され、クリアランスソナーと車の周囲を360度見渡せるパノラミックビューモニターカメラを実現。

但し、自動運転技術Advanced Drive(メーカーオプション)に関しては今回見送りとなるようで、おそらく発売時期を遅らせることになると予想されます。

そうなると、今回の目玉ともいえる自動運転技術がトピックスから消えてしまった今、新型LSの付加価値を見出すのは非常に難しく、圧倒的な先進技術を搭載したフルモデルチェンジ版・メルセデスベンツ新型Sクラスに対抗するのかなり難しくなってくるのではないかと思います。

このほか、デジタルバックミラーやブレードスキャン・アダプティブ・ハイビームシステム(AHS)、アラウンドビューモニターなども標準装備されます。


インテリアで最も力が入っているのは”和”の伝統

こちらは新型LSのインテリア。

賛否は大きく分かれるものの、レクサスのクラフトマンシップの真骨頂であることをアピールしたデザインで、最上位グレードでのみ設定可能なプラチナ箔&西陣もラインナップ。

最初は迷彩柄のようにも見えましたが、まさに日本の伝統技術をそのまま車内に盛り込んだ世界観で、外国人をもてなす際にはかなりウケが良さそうなデザインではないかと思います。

プラチナ箔は、金沢の伝統工芸品「箔」をオーナメントパネルに結実したもので、西陣織は、銀箔糸を緻密に織り上げたデザインだそうですが、このオプションだけで普通に100万円超えそうな予感・・・

新型LSのグレード別価格帯は?

ちなみに欧州市場での新型LSのグレード別価格帯は明らかになっておらず、2020年後半ごろに発売される予定となっていますが、既に日本市場向けのグレード別価格帯はどこよりも早く公開済み。

日本市場向けのマイナーチェンジでは、新型LSのエントリーグレードは廃止となり、I Packageがエントリーグレードという扱いとなります。

そのため、最低価格でも1,000万円を超えるあたりはフラッグシップセダンらしいところではないかと思います。

新型LSのグレード別価格帯は、以下の通りとなります。

【新型LS500/LS500hグレード別価格帯一覧(10%税込)】

[LS500]
・I Package:[2WD]10,730,000円/[AWD]11,140,000円
・F SPORT:[2WD]12,340,000円/[AWD]12,750,000円
・version L:[2WD]13,450,000円/[AWD]13,860,000円
・EXECUTIVE:[2WD]15,390,000円/[AWD]15,800,000円

[LS500h]
・I Package:[2WD]12,190,000円/[AWD]12,600,000円
・F SPORT:[2WD]13,510,000円/[AWD]13,920,000円
・version L:[2WD]14,930,000円/[AWD]15,340,000円
・EXECUTIVE:[2WD]16,870,000円/[AWD]17,280,000円

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