トヨタ新型カローラクロスの開発車両がアメリカにて初スパイショット！珍しくボディ全体にカモフラージュカバー…なお国内での発売時期は2021年9月が濃厚のようだ

既にタイ市場向けとして市販化されている新型カローラクロスには、C-HR／RAV4に搭載されるアノ装備が無い

既に日本市場向けも市販化されることが決定している新型カローラクロスですが、このモデルではC-HRとRAV4の中間的な立ち位置となるCセグメントSUVながらも、プラットフォームはカローラシリーズと同じTNGA-Cを採用。

そのため、(タイ市場向けは)C-HRやRAV4にて全車標準装備されている電動パーキングブレーキ＆オートブレーキホールドが装備されず足踏み式のサイドブレーキとなるため、商品力や魅力が一気に薄れてしまっています。

もちろん、電動パーキングブレーキが採用されていないということは全車速追従式のアダプティブクルーズコントロールが装備されない可能性が高く、安全装備の面でもC-HR／RAV4に劣りますし、もっというなれば下位グレードの新型ヤリスクロス(New Yaris Cross)に採用される装備がカローラクロスには無いことになります(ライズ同様の装備内容と言われたらうま味が無くなってしまう)。


日本市場向けが出たらアップグレードするかもしれないけれど…

もちろん、これはあくまでもタイ市場向けの話になるため、日本市場向けになるともしかすると商品力向上を目的に電動パーキングブレーキ＆オートブレーキホールドを採用してくるかもしれませんが(新型ヤリスも欧州市場では採用しているのに、日本市場は手引き式のサイドブレーキ)、そうなれば必然的に価格帯も高くなります。

ちなみに、タイ市場向け新型カローラクロスの価格帯としては約330万円～約413万円とそれなりに高額ではありますが、日本市場にて販売されるC-HRで236.7万円～309.5万円(2WDのみ)、RAV4で265.5万円～326.2万円(2WDのみ)となるため、そう考えると結構割高感に感じますよね。

1.8 Sport(ガソリン)・・・約330万円(959,000バーツ)
Hybrid Smart(ハイブリッド)・・・約351万円(1,019,000バーツ)
Hybrid Premium(ハイブリッド)・・・約375万円(1,089,000バーツ)
Hybrid Premium Safety(ハイブリッド)・・・約413万円(1,199,000バーツ)

おまけにボディサイズも全長4,460mm×全幅1,825mm×全高1,620mmとRAV4よりはコンパクトではあるものの、それでもRAV4よりも高いというのはさすがに物欲を刺激するのに不足しているポイントが多かったりするんですね。

この価格帯でこの装備内容、オフロードをコンセプトにしているのであればRAV4を購入した方が良い

あとはベストカーにて、グレード的にはC-HRとバッティングすると断言していますが、そもそもC-HRはシティ派SUVという立ち位置で、カローラクロスはオフロード走行での走破性の良さを配慮したワイルド感のある仕立てと断言しているため、コンセプトや方向性、そしてターゲットとする顧客が異なるのであれば、決してバッティングしているとは言い切れないのではないか？と思ったりもします。

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Reference：motor1.com、ベストカー

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Posted by Na_Ya／Creative311