フルモデルチェンジ版・日産の新型ローグがいよいよ生産開始!2020年秋にはディーラーに到着。ところで日本市場向けの次期エクストレイルはいつ発売するの?

いよいよ新型ローグが生産開始!日産の怒涛の新車ラッシュがこれから始まる

2020年6月15日に世界初公開されたフルモデルチェンジ版・日産の新型ローグ(Nissan New Rogue)。

ここ最近は新型アリア(New Ariya)/フェアレディZ(Fairlady Z)など、日産の新型車が続々と公開され、新型ローグの注目度が少しずつ下がってきているように感じますが、いよいよ量産モデルがアメリカ・テネシー州スマーナ工場にて生産開始することを正式に発表しました。

ローグは、アメリカ市場にて最も売れている日産の主要ブランドで、13年間で300万台以上の売上げを記録しています。

日産のサプライチェーンマネジメント及び購買担当シニアバイスプレジデントのスティーブ・マーシュ氏によれば、「今回のフルモデルチェンジにより、更なる売上げの向上を目指す日産ですが、昨今の諸事情により生産・発売が遅れてしまった。私たちはこれまでに無い経験をし、これまでに無い結束力で最高の製品を顧客に届ける準備ができた」と自信を示しています。


新型ローグは最新の設備を活用することで高い品質を顧客に提供する

なお新型ローグは、バーチャルリアリティやコラボレーションなどの高度な製造技術を用いることで製品品質を高め、今まで以上に高い品質を持ちつつも、製造スピードを高めて納期の短縮にも対応していくとのこと。

年間どれだけの台数が製造され、アメリカ市場では新型ローグをどれだけの台数で捌いていくのか注目したいところですが、スマーナ工場では新型ローグ以外にも、アルティマ/リーフ/マキシマ/パスファインダー/インフィニティQX60といった計6車種の生産を行っています。

特にパスファインダーは、ローグの3列シートモデルとしてラインナップされる一方で、現在次期モデルの開発車両も何度かスパイショットされているので、近日中に新型のデザインが明らかになると思われ、同工場での次期モデルの生産も行われる予定となっています。

ちょっと話は逸れてしまいましたが、新型ローグはアメリカ市場にて2020年秋ごろよりディーラーに到着し、年内には顧客のところにも続々と納車される予定となっています。

日本市場向けの新型エクストレイルはどうなった?

そしてもう一つ気になっているのが、日本市場向けの次期エクストレイルがいつ発表・発売されるのか?についてですが、これは日産関係者や信頼できる情報筋の情報によると、2020年~2021年内での市販化は厳しいようで、結局のところ次期セレナと同じ2022年に発売を予定しているとのこと。

昨今の諸事情により、スケジュールが多少なりとも前後することはあると思いますが、日産のSUVモデルで最も期待度の高い一台だと思いますし、質感や走りなどどれだけ進化しているのかも注目したいところです。

☆★☆新型ローグ/エクストレイル関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARSCOOPS