フルモデルチェンジ版・インフィニティ(日産)新型QX60モノグラフが世界初公開!「彫刻と建築」からインスピレーションを受けた独創的なフォルムを見ていこう【動画有】
サイドの美しさにも徹底的に拘った新型QX60モノグラフ
サイドのスタイリングはこんな感じ。
ルーフレールが設けられたボディスタイルは非常に滑らかで、更に無駄な凹凸を付けないためにドアハンドルはグローバルモデルの主流となるポップアップ式ドアハンドルを採用しています。
あとはガラスの表面がピラーとシームレスにつながるためにブラックアウトしているところも注目ポイントで、このあたりの美しさとまとまりはインフィニティならではだと思います。
こちらはトップルーフ。
ルーフカラーもグロスブラックにすることでアクセントを高め、更には折り畳み式のパノラマサンルーフを備えているところも大きなトピックス。
この折り畳み方式は、「絹の着物のひだと現代の日本の建築」からインスピレーションを得たとして、一連の複雑な垂直線を表現しているそうです。
リヤデザインもスタイリッシュでまとまりのあるものに
リヤデザインはこんな感じ。
トップルーフはダブルバブルルーフを採用し、更にスポーティさを強調するためにルーフスポイラーを採用。
リヤテールランプは一文字風で、ブラックのガーニッシュアクセントで直結をイメージしていますが、これはリヤテールランプが消灯しているときにシャープでまとまりのある形状を意識したからだそうです。
あとは両サイド2本出しのクワッドエキゾーストシステムを模した専用キットも印象的ですが、この点は量産モデルでより具体的なものへと変更される予定となっています。
今回発表された新型QX60モノグラフですが、日産のグローバルデザイン担当シニアバイスプレジデントであるアルフォンソ・アルベイザ氏によれば「このモデルを作成するにあたり、QX60本来の調性を変更し、彫刻と建築の観点からも一気に変化したかった。視覚的に重心を上げ、フードまで伸びる強い真っすぐなショルダーラインも提供することで引き締まったボディと圧倒的な存在感を提供する」と説明しています。
なお気になるパワートレインやインテリアデザインは明らかになっていませんが、3列シートクロスオーバーであることに変わりはなく、排気量3.5L V型6気筒エンジンを搭載し、駆動方式も前輪駆動(FF)/四輪駆動(AWD)の何れかから選択が可能ですが、今回のフルモデルチェンジによりパワートレインもおそらく変更もしくは改良が施される予定となっています。
【INFINITI QX60 Monograph Reveal Event】
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Reference:CARSCOOPS