中国・北京モーターショー2020にて登場した中華モデルたちPart3。ランボルギーニ感の凄いフォルクスワーゲン新型ティグアンX 380 TSI 4Motionなど個性モデルが続々登場

中国市場向けの新型ティグアンXは、攻めのスタイルがかなり凄い

2020年9月26日のプレスデーより開催されている中国・北京モーターショー2020にて、続々と中国製コンセプトカーや量産モデルが世界初公開されていますが、今回は中国市場専売モデルとなるフォルクスワーゲン新型ティグアンX 380 TSI 4Motion(Volkswagen New Tiguan X 380 TSI 4Motion)や先進的な装備を持つVoyah新型i-Freeコンセプトを紹介していきたいと思います。

まずは中国専売モデルとなるクーペSUVタイプの新型ティグアンX 380 TSI 4Motionですが、フロントマスクは新型ティグアンを上手くベースにしているものの、リヤデザインはまるでランボルギーニのようなかなり攻め込んだデザインに。

フロントマスクから見ていくと、フロントヘッドライトはシャープな二眼タイプのフルLEDを採用し、L字型が連なるLEDデイタイムランニングライトを搭載、そしてフロントグリルには4本のクローム仕上げと水平スラットを設けることで精悍な顔つきと高級感を両立しています。


高級感に加えて”ランボルギーニ感”も押し出してきた新型ティグアンX

クローム仕上げは、フロントグリルに留まらず”コ”の字型のインテークフレームはフロントロアスプリッターにも設けられ、いかにも中国人が好みそうな高級志向にまとめたきましたね。

そして新型ティグアンXの最も注目すべきがポイントがリヤテールランプ。

何とランボルギーニ・アヴェンタドール(Lamborghini Aventador)のようなY字を3つ並べるという大胆さ。

ぱっと見で純正とは思いにくいリヤテールユニットですが、まさかこのデザインがフォルクスワーゲンから発表してくるとは…ちょっと予想外でしたね。

あとは急傾斜するルーフラインと大きなリヤウィンドウ、控え目なデッキリッドスポイラーなど、スポーティなモデルであることを主張するパーツが多く設けられています。

気になるパワートレインについては、排気量2.0L 直列4気筒TSIターボエンジンを搭載し、最高出力217hp/最大トルク380Nmを発揮、トランスミッションは7速DSGデュアルクラッチトランスミッションで、駆動方式は4Motion四輪駆動を標準装備します。

なお価格帯については、今のところ約360万円~約475万円にて販売する予定とのことです。

豊田合成の技術や個性的なデザインを持つVoyah新型i-Freeコンセプトのインプレッションは、以下の次のページにてチェック!