マイナーチェンジ版・三菱の新型エクリプスクロスPHEVの内装を見てきた!更にフルモデルチェンジ版・新型アウトランダーPHEVが2021年1月に発表されるとの情報も…
新型エクリプスクロスPHEVのインテリアを見ていこう
早速新型エクリプスクロスPHEVのインテリアを見ていきましょう。
グレードは一番下のMグレードで、インテリアカラーはブラック、そしてシート素材はフルファブリックになります。
シート調整は基本的に手動タイプとなりますが、上位グレードのPになるとメーカーオプションにて本革シートが選択でき、運転席のみ電動パワーシートになるとのこと。
内ドアトリムはこんな感じ。
メッキ系のパーツを多用するわけではなく、クロス素材やピアノブラック系のパーツを流用することでチープさを抑えている感じですね。
どうしてもハードプラスチックの面積は広くなってしまうものの、新型エクリプスクロスPHEVはチープに見せない技術にも優れていますし、サイドシルのカーボン調素材も中々に高級感があってグッド。
運転席周りや乗り心地はどうだ?
運転席はこんな感じ。
ちなみにシートの座り心地としては非常にマイルドで柔らかい印象で、ゴツゴツするようなカタさが無かったのはちょっと意外でしたね。
サイドウィンドウスイッチは、運転席以外の助手席や後席側もワンプッシュするだけで全開するオートスライド式で、この点はマイナーチェンジ前からの大幅な改良点になっています。
あとは足元のアクセルペダルがメタル調でスポーティなのですが、最もユニークなのがランサーエボリューションX(エボX)のデザインを上手く流用していること。
アクセルペダルは吊り下げ式であるものの、アクセルとブレーキの距離が少し遠目に設定されているので踏み間違いもなくて結構楽。
ステアリング周りも見ていこう
ステアリングホイールはこんな感じ。
多機能スイッチがほとんど無く簡易的ですね。
っというのも、グレードの関係でディスプレイオーディオとステアリングスイッチが連携していないのでスイッチが排除されているんですね。
あとはステアリングの下部にピアノブラックのオーナメントパネル、上部は本革巻きというのも中々にユニークな構成になっていますし、ステアリングを握ったときの触り心地は結構フィット感があってグッド。
トヨタ新型ハリアーの本革巻きステアリングのような”粉っぽい”触り心地ではないので、個人的にはコチラのが結構好み。
あとはPHEV全グレード標準装備のパドルシフト付。
「カチッ、カチッ」と操作性も良く、ロングタイプで使い勝手も良いですし、手触りも良いので個人的にはかなりのプラス評価です。
インパネ周りもチェックしてこう
そしてこちらは7インチのディスプレイオーディオ。
中間Gグレード以上になると8インチに拡大されますが、7インチだと操作し難かったり見づらいといったデメリットもあるので、最大9インチは欲しかったところです。
センターインパネのオートエアコンはこんな感じ。
タッチパネルではなくダイヤル&物理スイッチ式なので直感的な操作も非常に楽。
ただ「PHEVモデルでこの内装かぁ…」と思わせる部分も多く、この点は三菱の大きな課題でもあるそうです。
※シートヒーターは中間Gグレード以上にて標準装備
センターシフトはシンプルなジョイスティックタイプ。
プリウスのような簡易的な操作なのですぐに慣れると思います。
あとは電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド、ドライブモードセレクタもすぐ手に届くエリアに配置されているので、この点の操作性も楽。
後席の居住性や座り心地は?
続いては後席ですが、着座位置がかなり高くて乗り降りが結構大変。
車内にアクセスするときにかなり姿勢を崩さなきゃいけないので、身長が高めの方はちょっとしんどいかもしれません。
運転席のシートポジションを最適な位置に設定した状態で、身長182センチの私が座ると足元のスペースはこんな感じ。
膝先からシートバックまでのクリアランスはコブシ一個入らないぐらいで、そこまで広々といった感じではない印象ですが、天井が思いのほか低く、ちょっと窮屈にも感じました。
フルモデルチェンジ版・新型アウトランダーPHEVの新情報について
以上が新型エクリプスクロスPHEVの内装インプレッションとなりますが、このあと三菱ディーラーの担当スタッフさんと雑談をしていたところ、どうやら2021年1月15日~17日に開催される東京オートサロン2021にて、フルモデルチェンジ版・新型アウトランダーPHEVがジャパンプレミアされる予定とのこと(あくまで予定なので注意)。
恐らく発表前にはティーザーサイトなども公開される可能性があり、リーク画像なども出回るかもしれませんが、日産同様に三菱も新型車を続々展開することになりそうで非常に楽しみですね。