中国道西宮山口JCT付近にてフェラーリ458が大破する事故が発生。更にポルシェ911カブリオレも巻き込まれる事態で1時間以上の大渋滞に…

そもそもこのような事故に発展した理由は?

なお458イタリアはエンジンをリヤミドシップに搭載しているため、フロントフード内は荷物置き用のスペースを確保しているのみ。

重量比もリヤにかかる比率が高いこともあって(駆動方式は後輪駆動)、高速域でのフロントの浮きが目立つのも458の特徴で操作性も中々に難しい一台なのですが、今回の場合は路面がウェットだったこともあり、その中で異常な速度で走行→スリップしてコントロール不能→ガードレール等に突っ込んで大破したという流れでしょうね。

しかも今回の事故では、ディープブルーカラーにレッドのトップルーフが特徴のポルシェ911カブリオレ(Porsche 911 Cabriolet)も一部ダメージを受けていて、もしかすると458のドライバーとツーリングもしくはストリートレースを行っていた可能性も高そう。

911カブリオレの右サイドパネルにもダメージが見受けられ、恐らくは458が事故で大破したときのパーツが飛散したときに接触したのではないかと考えられます(911カブリオレのオーナー自身には特にダメージは無いとのこと)。


スーパーカー/スポーツカーの事故は必ず大きく取り上げられ、ドライバーの誹謗中傷は絶対的

こうした事故の画像がSNSにて投稿されると、やはりいつもの起きるのが「またフェラーリか」「フェラーリが可哀そう」「ドライバーが下手クソ」といった中傷系のコメントがほとんどで、誰もドライバーの心配をしていないということ。

確かにドライバーの不注意によって事故した可能性が高いですし、こうした事故で大渋滞となり、他車に迷惑をかけていることは事実なのですが、それでも「フェラーリ=悪」「スーパーカー乗りはこんな人ばかり」といったイメージが定着してしまうのも悲しいところです。

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