フルモデルチェンジ版・日産の新型ノートに関する最新情報をディーラーにて聞いてきた⑤!改めて見るとオプションが多すぎて総支払額も高額になるかもしれないな…

2020-10-26

早速新型ノートの主要装備内容をチェックしていこう

まずは新型ノートの視界関連の装備についてですが、リヤドアやリヤサイド、バックドアに設けられるUVカット断熱機能付きプライバシーガラスは全車標準装備となりますが、フロントのみ設けられるIRカット&スーパーUVカット断熱グリーンガラスは上位グレードXのみ標準装備となり、中間グレードSはメーカーオプション、下位グレードFは装備されないようになっています。

その代わり、フロントのみ設けられるスーパーUVカットグリーンガラスがS/Fに標準装備されるため、この点でグレード別の差別化が図られているようです。


ハロゲンヘッドライトでもハイビームアシストなどは全車標準装備

ヘッドライト関連については、ハロゲンヘッドライトが全車標準装備となり、LEDヘッドライト+シグネチャーLEDポジションランプが全グレードメーカーオプション扱いとなっていますが、流石にハイビームアシストやインテリジェントオートライトシステム(フロントワイパー連動)はハロゲンタイプでも全車標準装備になっているようです。

メーカーオプションも多めだが、ディーラーオプションも多めのようだ

続いて内装についてですが、助手席側のシートバックポケットやラゲッジランプといったシンプルなところについては全車標準装備となるものの、トノーカバーやラゲッジアンダーボックスはディーラーオプションになってしまうのは残念。

フロアマットなどのディーラーオプションはまだ普通だとしても、さすがにラゲッジアンダーボックスまでオプションになってしまうのはちょっと…といったところですね(タイヤ応急修理キットが全車標準装備となる)。

こうして見ると、新型ノートは全3グレード(e-POWERのみ)を可能な限りメーカーオプション扱いにすることで(ハロゲンやスチールホイールが全車標準装備)、車両本体価格を抑えて競合となるであろうホンダ新型フィット4 e:HEV(Honda New FIT4)やトヨタ新型ヤリス・ハイブリッド(Toyota New Yaris)に対抗することで注目を集めていくのだと思いますが、問題はやっぱりその後だと思うんですよね。

e-POWERのみではどうしても高額になってしまう…だからこそ新型キックスと同じ失敗は許されない

これは言い方を変えると、e-POWERグレードしか販売されず、LEDヘッドライトやアルミホイールを標準装備にしてしまうと圧倒的に他車よりも高額になって不利になってしまうためであって…つまり6月末に発売された新型キックスe-POWER(New Kicks)と同じ失敗を繰り返してしまう恐れがあるために、全グレード可能な限りメーカーオプションにすることで価格帯を抑えているのだと思われます。

結果的に”あれよ、これよ”とオプションを追加していた結果、競合モデルとほぼ大差無し、もしくはそれ以上の価格となって検討から外れてしまうことだって十分に考えられるので、その点も含めるとオプションの構成・価格帯も気になりますし、この点も早い段階で見積もりを取得してどこよりも早く情報展開していけたらと考えています。

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