フルモデルチェンジ版・スバル新型WRXが2021年11月にデビューとの噂。アイサイトX搭載で更に安全性を強化、次期WRX STIは2022年春頃予定との情報も

次期WRX/BRZより、トヨタのデザイン言語を上手く流用していくことになる?

ちなみにこちらが、鳥居峠にてスパイショットされた次期WRXと思われる開発車両のサイドビュー。

フロントフードは下るようなラインを持ちながらも突き出たノーズが印象的で、フロント・リヤオーバーハングは意外にも長め。

サイドミラー位置と三角窓の形状は現行とほぼ同じだと思いますが、リヤクォーターウィンドウは鋭く突き出たような形状に変更され、後方視界の充実化とクーペ風の伸びやかな形状を意識しているようにも見えますし、このあたりのドア形状はビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型ISを意識しているのかもしれません。

足元のホイールデザインもブラックでカモフラージュされていますが、マルチスポークに設定されている辺り、かなり期待できる一台ではないかと考えています。


リヤテールランプの形状もトヨタの要素を上手く取り込んでいる

そしてこちらが、栃木県にてスパイショットされた次期WRXと思われる開発車両のリヤデザイン。

リヤテールランプはシームレスタイプのLEDを採用していて、見る角度によってはテールランプのハウジングが結構立体的で浮き出ているようにも見えます(ちょっと角ばっているようにも?)。

なおこうした”フ”の字を用いたテールランプは、次期BRZ/トヨタGR86にも採用される予定で、もしかするとスバルの今後の次期ラインナップモデルは統一して”フ”の字にしてくるかもしれませんし、元々”フ”の字テールを採用しているのがトヨタですしスバルの議決権20%を保有するトヨタですから、今後トヨタのデザイン言語を上手く活用していく可能性が高そうです。

リヤエキゾーストパイプもこれまで目撃されてきた開発車両同様に、両サイド2本出しのクワッドエキゾーストをインストールし、リヤロアバンパーに上手く集約するようなレイアウトでシンプルだと思います。

パワートレインはどうなる?

続いて最も気になるのが新型WRXのパワートレインかと思いますが、自動車情報誌マガジンXさんの報道によると、先にデビュー予定の新型WRX S4は排気量2.4L FA24型水平対向4気筒エンジンを搭載し、最高出力300ps以上/最大トルク400Nm以上と中々にパワフル。

更に排気量アップで走りに余裕を持たせ、環境並びに燃費改善に取り組むことでCAFE規制に対応していくとの考えも。

一方でトランスミッションに付いては、CVTだけでなく6速MTの設定もあるとのことから、この点はスバルならではだと思います。

一方でハイパフォーマンスモデルの新型WRX STIについては、約半年ほど遅れての2022年春頃にデビュー予定とのことですが、パワートレインはS4のチューニングアップ版として登場し、最高出力340ps以上となる可能性が高いとのこと。

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現時点ではまだまだ情報量が少なく、新型BRZのときも中々ディーラーには情報が回ってこなかったとの話も聞いているので、もしかすると新型WRXもデビュー直前まで情報は明らかにならない可能性も高そうです。

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