【価格は約355万円から】フルモデルチェンジ版・日産の新型キャシュカイのグレード別価格帯をチェック!グレードは5種類、質感も大幅にアップ

2022-07-20

すぐに日本での市販化を!待望の新型キャシュカイが世界初公開!

欧州市場にて累計300万台以上を売り上げてきた日産のキャシュカイ(Nissan Qashqai)が、2021年2月18日にフルモデルチェンジ版の新型を世界初公開し、更にグレード別価格帯も明らかとなりました。

発表日当時の早朝に内外装デザインが完全リークされてしまった新型キャシュカイですが、リーク画像の通り日産らしい先進的でスポーティ、そしてエネルギッシュさが感じられるフロントマスクを持ち、更には足元に20インチの大口径アルミホイールを装着するダイナミックなSUVに仕上げられています。

早速、新型キャシュカイの内外装デザインやグレード別価格帯をチェックしていきましょう。


新型キャシュカイのエクステリアを見ていこう

こちらが今回世界初公開されたフルモデルチェンジ版・日産の新型キャシュカイのエクステリアデザイン。

北米市場向けはローグ・スポーツ(Rogue Sport)、日本市場向けはデュアリス(Dualis)という名称にて呼ばれるコンパクトSUVですが、より洗練且つシャープなフロントマスクが採用され、最近の日産のアイデンティティにもなりつつあるファンキーなヘッドライトと角を付けたようなエッジの効いたボディワークが何とも印象的。

そしてボディサイズとしては、CMF-Cプラットフォームを採用したことで全長+35mm/全幅+32mm/全高+25mmと、先代に比べて全てにおいてサイズアップし、更にホイールベースも20mm延伸されて足元の快適性が大幅に向上しています。

ただボディサイズが大きくなったからといって車体重量は増加しておらず、全てのドアやフロントフェンダー、フードにアルミを使用しているため、これによって21kgの軽量化、テールゲートも先代比-2.6kgの軽量化、その他も含めると合計60kgの軽量化となり、+41%の剛性向上につながっているそうです。

ボディカラーは全16色、マトリックスヘッドライト搭載でドライビングをサポート

こちらは真正面から見た新型キャシュカイ。

フルLEDマトリックスヘッドライトが採用され、道路状況や渋滞に応じてヘッドライトを自動的に調整できるシステムが導入されたことは非常に嬉しいポイントだと思います(同日に発表されたホンダ新型ヴェゼルには無い機能性)。

そして足元には20インチの大口径アルミホイールを装着しますが、これはオプションでの装着だそうです。

なお足回りについては、トーションビーム式リヤサスペンションが標準装備されるものの、20インチアルミホイール+4WDのオプションを選択すると、マルチリンクセットアップにアップグレードされるのも魅力ポイント。

そしてボディカラーは、新型ノートe-POWERと同じビビッドブルー×ブラックの2トーンタイプですが、カラーラインナップとしては、2トーンカラーが5色、モノトーンカラーが11色の計16色がラインナップされています。

リヤエンドは重厚感があり、リヤテールランプは水平基調のLEDかと思いきや、新型ローグなどと同じブーメランデザインを採用してきたのは中々にユニーク。

あとはセンターの”Nissan”エンブレム直下に、”QASHQAI”のネームバッジを貼付してきたのもオシャレだと思います。

新型キャシュカイのインテリアとパワートレインをチェックしていこう

続いては新型キャシュカイのインテリアをチェックしていきましょう。

一気に先進性が増したインテリアは、新型ローグ(New Rogue)/パスファインダー(New Pathfinder)/ノート・オーラ(New Note Aura)のデザイン言語を取り入れつつ、全く新しい機能も採用しています。

まずは日産の今後の重要機能になるであろう、12.3インチのフルデジタル液晶メーターや、プロパイロット(ProPilot)システム、そしてさりげなくパドルシフトも装備されています。

センターシフトは前後スライド式のスクエア型を採用しつつ、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド、ドライブモードスイッチ、そして高級感を与えるウッド調のオーナメントパネルを装備。

マッサージ機能も充実!10.8インチHUDはメーカーオプション

そして新型キャシュカイにて新しく導入される、フロントシートのみのマッサージ機能が搭載され、Android Auto/AppoleCarPlayと連動する9インチナビゲーションディスプレイでの操作も可能となります。

なおメーカーオプションにて、10.8インチのフルカラーヘッドアップディスプレイも搭載可能ですし、USBポートもフロントだけでなく後席用にも準備されているため、十分不足に悩まされることは無さそうです。

パワートレインは大きく2種類をラインナップ!

続いて気になるパワートレインですが、新型キャシュカイではディーゼルエンジンを使用せず、排気量1.3L直噴ターボエンジン+電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム(DIG-T)を採用し、システム総出力156hp/最大トルク260Nmを発揮、トランスミッションは6速MT/前輪駆動(FF)が標準装備となります。

なおCVTを選択すると、前輪駆動(FF)/四輪駆動(4WD)の何れかから選択が可能とのことですが、CVTモデルになると最高出力156hp/最大トルク270Nmと、若干トルクアップしているようです。

そして欧州日産としては初採用となる、排気量1.5L 直列4気筒VCターボエンジン+電気モーターを組み合わせたe-POWERが設定され、システム総出力187hp/最大トルク330Nmを発揮するハイパワーモデルとなります。

新型キャシュカイのグレード別価格帯をチェックしていこう

最後に新型キャシュカイのグレード別価格帯をチェックしていきましょう。

新型キャシュカイでは、先述の通りマイルドハイブリッドモデルと、e-POWERモデルが販売されますが、まずはマイルドハイブリッドモデルのみが先行にて販売されるとのこと。

グレードは大きく5種類、中間グレード以上より4WDモデルの設定有りとなっています。

【新型キャシュカイのグレード別価格帯一覧】

[DIG-T 140 Manual]
◇Visia:[2WD]約355.5万円

◇Acenta Premium:[2WD]約394.8万円

◇N-Connecta:[2WD]約427.6万円

◇Tekna:[2WD]約465.9万円


[DIG-T 158 Manual]
◇Acenta Premium:[2WD]約405.7万円

◇N-Connecta:[2WD]約438.4万円

◇Tekna:[2WD]約476.8万円

◇Tekna+:[2WD]約516.2万円


[DIG-T 158 Xtronic]
◇Acenta Premium:[2WD]約429.8万円

◇N-Connecta:[2WD]約462.6万円/[4WD]約488.4万円

◇Tekna:[2WD]約505.5万円/[4WD]約531.3万円

◇Tekna+:[2WD]約545.7万円/[4WD]約571.5万円

なお新型キャシュカイは、欧州市場にて2021年夏頃より販売され、後日アメリカ市場向けも発表されるとのことです。

【NEW Nissan Qashqai 2021 revealed – full details on crucial SUV | What Car?】

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