フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルの開発車両がまたも三重県にて目撃に。コンパクトなボディサイズでグリル形状もハニカムタイプに
近くで見ていくとそこまで大きさを感じさせない新型ヴェゼル
改めて四日市市にてスパイショットされた開発車両をチェック。
サイズ感としては自動車情報誌マガジンXさんが取り上げている通り、全長4,450mm×全幅1,790mm×全高1,650mmとサブコンパクトSUVレベルのサイズ感だと思われ、しかも後席のドアハンドルは現行ヴェゼルからそのまま引き継いだピラーマウントドアハンドルを採用。
ウェストラインもかなり高い位置にあるため、恐らくサイドウィンドウの視界も狭いでしょうし、車内の居住性もかなり窮屈に感じる可能性は高そうですが、今回のフルモデルチェンジではプラットフォームも変更されるとのことですし、室内空間はある程度改良されて乗り心地や剛性なども向上することは間違いないでしょうね。
競合は本当にトヨタ新型ハリアー?
ちなみにこちらが、前回首都高速道路・大黒PAにてスパイショットされた新型ヴェゼルの開発車両。
こうして見るとサイズ感としてはかなり大きく、トヨタRAV4/ハリアー位のサイズ感になる?とも噂されていましたが、さすがにそこまでのサイズ感になってしまうとミドルサイズSUVのCR-Vと共喰いする恐れもありますし、益々CR-Vの立ち位置も微妙なところに来てしまうので、ホンダとしてはCR-Vを”オフロード志向”、新型ヴェゼルを”シティSUV志向”に切り分けることとプレミアム感を演出してくるのではないかと予想されます(その理由として新型ヴェゼルには一切フェンダーアーチモールが無い)。
そうなるとこのモデルの競合には、(かなり無理くりではあるものの…)トヨタ新型ハリアーが対象になってくると思われ、この点についてもマガジンXさんが説明していた通りになってくるのかもしれません。
発売時期については、今のところディーラーには2021年5月を予定していて、4月にはグレード別価格帯情報やティーザーパンフレットなどが配布される予定となっています。