ビッグマイナーチェンジ版・ホンダ新型オデッセイの乗り心地ってどうなん?後席の広さや子供の乗り降りのし易さなどもインプレッション
引続き新型オデッセイの後席をインプレッションしていこう
続いてシートですが、試乗車なのでカバーを外すことはできないものの、シート素材はファブリックと合成皮革のコンビタイプで、座り心地としてはかなり柔らかい印象を受けます。
特にお尻あたりがかなりフカフカしていて、深くまで座ることができるのでフィット感もあるのですが、そのフカフカした感じが苦手で、走行中にちょっとした揺れで酔いに繋がってしまうこともあるため、この辺りはその人の体調や酔いやすさに大きく影響してくるかもしれません。
少なくとも私はこの柔らかさがかなり苦手。
目につくところのパーツも結構オシャレ
こちらはBピラーの内側に設けられているインナーグリップ。
ブラックではなくベージュ系でオシャレですし、根元の部分にメッキ加飾が入っているところも高級感があってグッド。
こちらは内ドアハンドル。
フロントの内ドア同様にウッド調のオーナメントパネルやファブリックトリムが使用されていますが、流石にサイドウィンドウ周りはハードプラスチックで安っぽい印象を受けますね。
後席は広々としていて十分快適
実際に2列目の後席に乗りこんでみるとこんな感じ。
大人でも余裕の広さで、膝先とシートバックの隙間はコブシ3個分ぐらいある感じ。
子どもも靴を脱いで足を伸ばせるぐらいなので、快適感はかなりあると思います。
そしてセンターコンソール裏には、AC100V/1,500Wのコンセントや、AC100Vプラグも標準装備(但しe:HEV ABSOLUTE EXのみ)。
長距離移動中でもスマホだけでなく、子どもが使用するような任天堂スイッチ(Switch)なんかも充電できるので特に不満はない感じですね。
そしてこちらは後席の天井に設けられたエアコン関連スイッチ。
もちろんタッチパネル操作で指紋などは付きやすいですが、操作パネルの数も少ないので特に問題はなさそう。
実際にエアコンを運転させるとこんな感じ。
後席の居住性や乗り降りは全く申し分ない印象でしたが、個人的に大きく影響してくるのはシートの座り心地でしょうか。
オプションの本革シートになるとシートも少しカタメでホールド感もありますし、ロングドライブには適していると思うのですが、本革シートのために+187,000円の価格アップを許容できるかが大きなポイントでもあると思います。