フルモデルチェンジ版・日産の新型ノートe-POWERの試乗感想を聞いてきた!その走りはキックス以上で力強い…現行ノートとは全くの別物?!

2020-11-22

ディーラースタッフさんによる新型ノートe-POWER試乗感想

少し話は逸れてしまいましたが、早速新型ノートにてサーキットを走っていきます。

2WDモデルでも停車時からの走り出しのトルクは非常に高く、しかもエンジン独特の回転数を引っ張りあげるようなものではなく、どちらかというと電気自動車のようなワープに近い印象を受けたとのこと。

何とも表現は難しいと思いますが、担当スタッフさんはホンダ新型フィット4 e:HEV(Honda New FIT4 e:HEV)やトヨタ新型ヤリス・ハイブリッド(Toyota New Yaris HYBRID)も事前に試乗しているとのことで、これらの加速よりも更にスムーズでストレスを感じなかったそうです。

車体重量は全く変わらないのにシステム出力が向上しているからなのか、体感的な加速性能としては、ぶっちゃけキックスe-POWERよりも良く、「ヤバイ…キックスを検討している人がノートに目移りしてしまう…」と危機感を覚えたほどだそう。


乗り心地や走りは上質でスポーティ

乗り心地については、シートがファブリックでありながらもホールド感がしっかりあって、おまけにフカフカするほどの柔らかさではなく、どちらかというとカタメの印象だったそうです。

こうしたホールド力のおかげでノートの力強い走りをしっかりと体感することができますし、しかし路面のロードノイズや大きな振動を拾うことなく、上質に走ってくれるところも現行から大幅に改善されたポイントなのだそう。

あとは新型ジューク(New Juke)やルノー新型ルーテシア(Renault Lutecia)にて採用されているCMF-Bプラットフォームを設定しているからなのか、ボディは非常にワイド&ローに見え(それこそ3ナンバーモデルに見える程)、ある程度の高速域でコーナーに進入してもほとんどロールすることなく、しっかりとラインに沿って走るところもスポーティな要素が入っていて楽しかったそうです(大袈裟でもなく、感覚的にNismoに乗っているような感じだったとのこと)。

今のところコンパクトカーとして負ける要素が見当たらない模様

プロパイロットシステムについては、また後日ご紹介していきたいと思いますが、シンプルな走りの面だけを聞いていると、確かに現行E12型ノートとは全く別物レベルの走りを実現しているそうで、この辺りは是非とも私も試乗して体感してみたいところ。

それだけ新型ノートe-POWERは上手くまとめてきた一台なのだと思いますが、新型キックスを検討している方を始め、現行ノートを所有している方は検討候補に入ってくるかもしれませんし、ようやく日産ディーラーも「自信をもって」販売できるモデルが登場するので、ここから日産の巻き返しを見ていきたいところです。

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