栃木県の人材派遣会社アスパークが開発した2,000馬力超えのピュアEV・アウルが、北米と欧州にて発売へ!販売台数は50台のみ、価格は約3.7億円

新型アウルは100%電気自動車ながら、そのスペックは世界最高峰

そんな新型アウルですが、パワートレインは内燃機関を一切使用せず、4基の電気モーターと64kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載することで、システム総出力2,012ps/最大トルク2,000Nmを発揮し、NEDCでの最大航続距離は450kmを実現。

直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が市販車最速となる1.72秒を実現し(ブガッティ・シロンでも2.5秒未満)、最高時速は400km/hとなります。


遂に0-100km/h加速時間も1秒台が当たり前になってきた

ちなみに、全世界のモデルを対象にした0-100km/h加速時間のランキングを見ていくと、やはり圧倒的な加速性能を持つのはアウルで、その後にはリマックC_Twoやケーニグセグ・ジェメイラがランクイン。

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遂に2秒未満のモデルが3台も揃うようになり、今後更にこの世界に続々と参入するモデルが増えてくるのだと思いますが、このモデルを扱えるだけの”人間の”技術力と精神力、圧倒的なGを受けれるだけの耐久力を持てるのか?も今後の課題になると思われます。

【0-100km/h加速時間ランキング】

アスパーク・アウル・・・1.72秒
リマックC_Two(Concept Two)・・・1.85秒
ケーニグセグ・ジェメイラ・・・1.9秒
ダッジ・チャレンジャーSRTデーモン・・・2.4秒
ブガッティ・ディーヴォ・・・2.4秒
テスラ・モデルS P100Dラディキュラス・モード・・・2.5秒
ブガッティ・シロン・・・2.5秒
ケーニグセグOne:1・・・2.5秒
フェラーリSF90ストラダーレ・・・2.5秒
ブガッティ・ヴェイロン16.4グランスポーツ・・・2.6秒
ブガッティ・ヴェイロンW16スーパースポーツ・・・2.6秒

そんなアウルの生産台数と価格帯は?

先述にもある通り、アウルは高性能パワートレインを採用するだけでなく、カーボンファイバーモノコックとカーボンファイバーボディを採用することで大幅な軽量化を実現し、更に空力特性を向上するアクティブエアロダイナミクスや、究極のブレーキング性能を発揮するフロント10ピストンキャリパーを備えるカーボンセラミックブレーキも標準装備しています。

これだけのクレイジーなスペックを持つ一台ですから、気になるのはやっぱり価格。

何せ目立つ実績や品質、安全性といったバックデータが何もないブランドなので、「とりあえず買っておくか!」という感じでもなく、生産台数も僅か50台のみ(イタリアのマニファトゥラ・オートモビリと共同製造)、価格帯も約3.7億円と超高額なので、果たして50台全て完売するかどうかは全く予想できないところです。

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Reference:CARSCOOPS