ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型マーチは今のところ日本での販売予定無し。新型ノートのガソリン&廉価版という位置づけであれば売れると思うのだが…

新型ノートe-POWERだけでなく、新型マーチも日産の転機を迎えるモデルだと思うが…

先日、日産のビッグマイナーチェンジ版・新型マーチ(Nissan New March)が完全リークされ、いよいよ2021年内にもメキシコ市場にて発表・発売が期待されていますが、このモデルについて、いつもお世話になっている日産ディーラーにて取材させていただいたところ、「ビッグマイナーチェンジ後の新型マーチが日本国内で販売される予定は今のところ聞いていない」とのこと。

しかも2021年の日産年間販売スケジュールにも、新型マーチの一部改良やマイナーチェンジに関する情報は記載されていなかったとのことで、2020年7月に発売された一部改良版のK13型マーチのまま、引き続き販売される予定とのことです。

ちなみに既に完全リークされている新型マーチを見ていくと、欧州市場向けに販売されている新型マイクラ(New Micra)やピュアEV仕様のリーフ(Leaf)のような引き締まった顔つきで、Vモーショングリルも太くてメッキ仕上げで強調性があり、更にグリルパターンもブラックのメッシュ風仕上げで非常にスポーティにまとめられています。


新型ノートのガソリン&廉価版という形で販売しても注目度は高そうだが…

こちらもメキシコの某所にスパイショットされた新型マーチの量産デザイン。

見る角度によってフロントエンドの伸びやかさが変化するユニークなモデルですが、国内市場であれば5ナンバーハッチバックモデルとして十分注目されると思いますし、何よりもe-POWERのみしか販売しないフルモデルチェンジ版・新型ノートe-POWERとの差別化(廉価版?)と言う意味でも、新型マーチの国内需要は高まっていくのではないかとも考えています。

ボディカラーもワインレッドのような渋い色味にブラックルーフにペイントされた2トーンタイプで、足もとのアルミホイールも15インチ~16インチのスポーティなデュアルトーンスポークなので、見た目での満足度もかなり高いと思うんですよね。

もちろん、グレードやオプションによってはヘッドライトがLED→ハロゲンになったり、足もとのホイールも鉄チンホイールになることも考えられますが、それでも新型ノートe-POWERのようにオプション込みで300万円以上になることも考えにくいですし、現行マーチのように安全装備の充実化を加味した上で乗り出し200万円ぐらいで購入することも可能ではないかと予想しています。

ちなみに日本市場向けにて販売されている新型マーチのグレード別価格帯と一部改良内容は?気になる続きは以下の次のページにてチェック!