【悲報】フルモデルチェンジ版・日産の新型ノートe-POWERを月産5,000台規模の減産へ。日産は何かとタイミングで損をしている気がする

そもそも半導体の供給が不足している原因は何?

それでは、どうして半導体の供給が不足してしまったのか?ということについてですが、これは産経新聞でも公開している通り、宮崎県延岡市にある旭化成の工場(厳密には子会社である旭化成マイクロシステムの延岡事業所)において、2020年10月20日に発生した火災が原因と言われています。

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横滑り防止装置やハンドル操作をアシストする電動パワーステアリング、横滑り防止装置に関係する半導体に大きな影響が出ているとのことで、これに合わせて、メガサプライヤーでもあるコンチネンタル社が品質水準への要求の高い自動車向けの納入を一旦避けて、昨今の諸事情で巣ごもり需要の高いゲーム機器への納入を優先しているとのこと。

この他にも、先述にもある通り新世代移動通信システム5G関係の需要も大幅に向上しているとのことから、これらの優先順位を高めていることをきっかけに調達不足が発生しているとの情報もあるため、急場をしのぐためには致し方ないことだと思います。


日産は今この状況を乗り越えれば、間違いなく伸びてくるはず

2021年は新型ノートe-POWERだけでなく、3ナンバー&プレミアムコンパクトハッチバックの新型ノート・オーラ(New Note AURA)、軽EV、新型フェアレディZ(New Fairlady Z)、新型エクストレイル(New X-Trail)を発表・発売していく予定なので、出だしの勢いをつけるために新型ノートe-POWERの販売が今後を大きく左右させていくわけですから、今回の問題で出鼻をくじかれてしまったのはかなりの痛手。

日産は、様々なタイミングなどで何かとチャンスを逃している印象ではありますが、この局面を打破することで、新型ノートe-POWER/ノート・オーテック/ノート・オーラは今後のコンパクト市場を大きく盛り上げる重要なモデルになることは間違いないわけですから、今は大きく飛躍するためにひたすら我慢の時期なのかもしれません。

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Reference:日本経済新聞