インフィニティ?の新技術「I-POWER」が商標出願された模様。日産のe-POWER技術を流用した新世代ハイブリッドシステムの可能性も

e-POWERのインフィニティ版「I-POWER」が遂に登場か?

日産が現在注力している電動技術e-POWER(イー・パワー)。

ガソリンエンジンとモーターを組み合わせた電動パワートレインで、ガソリンを燃料にエンジンが発電機を回して電気をつくる画期的な技術となりますが、この技術を応用した新世代電動パワートレイン「i-POWER(アイ・パワー)」が商標出願されていたことが明らかとなりました。

2021年1月5日、米国特許商標庁(USPTO)に申請された今回の新技術ですが、厳密には日産のハイパフォーマンスブランド・インフィニティ(Infiniti)のラインナップモデルに採用される可能性があるとのこと。


技術名称を他社ブランドとして改名することはよくある

コチラが実際に商標出願された新名称「I-POWER」。

インフィニティといえば、2018年にQ50ハイブリッドを廃止した後、現行ラインナップでは電動パワートレインを搭載したモデルは存在していないとのことですが、環境法規制を考慮して、既に日産の新型ノート(Nissan New Note)/キックス(New Kicks)などにも採用されているe-POWER技術を流用し、I-POWERという形で応用していくのではないかと言われています。

おそらくI-POWERの”I”も、INFINITIブランドであることを強調するために改名しているものと予想されますが、その技術がどこまで向上されるのか、第二世代e-POWERと何が異なるのかも非常に気になるところ。

ちなみに日産の次世代安全技術でもあるプロパイロット(ProPilot)も、共同開発にて販売されている三菱・新型eKシリーズにマイパイロット(Mi-Pilot)という形で採用されているので(三菱ブランドで名称が異なるだけで中身は同じ)、インフィニティも同様の理由で名称を変更するだけかもしれません。

もしもインフィニティブランドとしてI-POWERが採用されるのであれば、この技術を搭載する記念すべきモデルは何になる?気になる続きは以下の次のページにてチェック!