ブガッティの技術開発責任者が辞任し、フォルクスワーゲンのコンパクトカー最高技術責任者へと移る模様。ちなみにブガッティは今、日本に何台あるの?

「ずっと夢だったブガッティで4年間働けたことは、私の財産である」

ブガッティCEOであるステファン・ヴィンケルマン氏が就任して以降、世界限定500台のみ販売されたシロン(Bugatti Chiron)をベースとするディーヴォ(Divo)やチェントディエチ(Centodieci)、シロン・ピュルスポール(Chiron Pur Sport)、ラ・ヴォワチュール・ノワール(La Voiture Noire)、そして世界最高速を記録したシロン・スーパースポーツ300+(Chiron Super Sport 300+)が登場してきました。

そして今回、ブガッティの取締役会のメンバーであり、上記モデルの技術開発責任者であるステファン・エルロット氏が2021年2月で同社を辞任し、その後フォルクスワーゲンのコンパクトカー部門の最高技術責任者に就任することが明らかとなりました。


フォルクスワーゲンから驚くような次世代コンパクトカーが登場することを期待

こちらが、これまでブガッティ・シロンの派生モデルの開発に携わってきたステファン・エルロット氏。

同氏によれば「過去4年間で、チームと私はブガッティにて技術的に実現可能な事の限界を押し広げてきた。開発者の観点からすると、ハイパースポーツカーにはそれぞれの独自の課題がある。ブガッティで働けたことは私の夢だった」と語っています。

エルロット氏は2016年にブガッティに入社し、2017年に技術開発ディレクターに任命されましたが、それ以前に1996年にフォルクスワーゲングループに属していたこともあり、設計・マーケティングなどのノウハウ、知識・スキルなどを十分に兼ね備えたスペシャリストでもあります。

そんな彼が再度古巣であるフォルクスワーゲン本社に戻り、次世代コンパクトカー部門のCTOとなるわけですが、ブガッティで得た知見を活かし(設計から何から考え方は異なるものの…)ハイパフォーマンスなモデルが登場することを期待したいところです。

ところでブガッティは日本に何台存在するの?

ちなみに当ブログにも数多く問合せの来る内容の一つとして、「ブガッティは日本に何台納車されているの?」というものも。

既に当ブログでは、以下の関連記事にて日本人オーナー3名をピックアップしていますが、これはあくまでも2018年9月時点での話。

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個人情報のこともあるため中々細かくご紹介することは難しいですが、少なくとも2021年1月末時点での最新情報としては、日本に8台のシロンが納車されています。

そのほとんどがスタンダードモデルのシロンとなりますが、なかにはシロン・スポーツをベースにした110周年記念モデル「シロン・スポーツ110ans Bugatti」も1台納車されています。

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この他にも、シロンの先代モデルとなるヴェイロン(Veyron)は、私が知っている限りでは日本に4台、そしてランボルギーニ・カウンタック(Lamborghini Countach)をモチーフにしたEB110は3台存在すると記憶しています。

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Reference:CARSCOOPS