ホンダ・シビックタイプR(FK8)の価格高騰が止まらない!前期型がカーセンサーにて831万円にて販売中…約1,000万円の特別仕様車Limited Editionも

一般先着枠は僅か”6秒”にて完売したFK8最後の特別仕様車が遂に中古車サイトにて登場!

ホンダのマイナーチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FK8)をベースに、国内限定200台のみ販売された特別仕様車リミテッド・エディション(Limited Edition)ですが、早くもこのモデルがインターネット中古車サイト・グーネットにて販売されています。

2020年11月30日の発売以前にすでに完売していたリミテッド・エディションですが、「最後のFF/最後の内燃機関モデル」と謳われているモデルなだけあって、高確率で投機目的にて購入するユーザーも存在することから、ホンダ側も転売防止のために様々な対策を施してきました。


リミテッド・エディションは決して簡単に購入することのできない高嶺の花

ちなみにリミテッドエディションは、最初のロットNo.1~10の10台分はネット抽選、ロットNo.11~140の130台分が各県の代表ディーラーに1~2台割り振られる特別販売枠、そしてロットNo.141~200の残り60台が先着オーダー枠で、先着オーダー枠はいわば「早い者順」なんですね。

つまりはホンダディーラーの正確かつスピーディーな操作に全て委ねられるのですが、この先着オーダー枠が10月9日の午前9時に受付けスタートして、僅か「6秒」で完売したそうです(ホンダディーラー情報より)。

▽▼▽関連記事▽▼▽

台数ももちろん少ないため、競争率も圧倒的に高いことは確実なのですが、その分購入後のプレミア価値も約束されたような一台。

とはいえ、まさか発売されて僅か3か月ほどにてインターネット中古車サイトに登場したのは予想外でした。

それでは早速、中古車サイトにて販売されているリミテッド・エディションの仕様やロットナンバー、気になる価格帯はいくらなのか?チェックしていきましょう。

グーネットにて掲載の本体価格は「ASK」

こちらが今回、グーネットにて販売されている特別仕様車シビックタイプR”リミテッド・エディション”。

年式はもちろん2021年モデルで、走行距離は1,000km以下(厳密には787km)、ボディカラーは特別仕様車のみ選択できるサンライトイエローⅡにペイントされています。

気になる車両本体価格ですが、既に販売元であるユーポス安曇川店さんに問い合わせ済みなので、記事の最後の方にて公開したいと思います。

スタンダードなシビックタイプRとは大きく異なる部分も

サイドビューはこんな感じ。

何とも眩しいサンライトイエローで、ボディスタイルもスポーティなハッチバックスタイルが印象的。

ちなみにフロントフードにはアルミを採用しているため、軽量化と低重心化を実現し、トータルバランスの向上とニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでのラップタイム短縮にもつながる工夫が施されています。

あとはルーフライニングの防音材や、リアインサイドパネルの防音材、ダッシュボードの防音材を軽量化するなど、見えないところでの軽量化も徹底されています。

空力を徹底したフォルムや軽量化により、再びニュルでのFF最速を誓う

リヤビューもマイナーチェンジ後のデザインに統一され、イエローのボディカラーにブラックのアクセントとレッドのアクセントが一際目立ちます。

あとはセンター3本出しのエキゾーストパイプもインパクトありますが、これもまたシビック・タイプRを象徴するポイントでもあります。

あとは開発者の思想の一つである「風を制して道を制する」の言葉の通り、徹底した空力特性の向上と、マイナスリフトを追求するエアロフォルムも魅力的です。

足もとには特注となるBBS社製20インチ鍛造アルミホイールを標準装備し、タイヤもミシュラン製パイロットスポーツカップ2を装着。

公道での高いパフォーマンスはもちろんですが、サーキットでの走りは間違いなく楽しいでしょうね。

ちなみにインテリアは非常にスパルタンで、レッドとブラックの2トーンに加え、アルカンターラをトリムを使用する本格スタイル(ステアリングホイールもアルカンターラ仕上げで軽量)。

 

こちらはインストルメントクラスター部分(走行距離は787km)。

シンプルなメーター表示に加え、ストップウォッチやレブインジケーターといったレーシングモデル的な要素が多数盛り込まれています。

ロットナンバーは「28」とかなり若め

そしてこちらはセンターシフト部分。

トランスミッションは6速MTのみ、電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド機能も標準装備。

そして遂に見えてしまったロットナンバー。

何と28台目/200台中となるため、いわゆる特別優先枠にて購入された個体なのがわかりますね。

気になるリミテッド・エディションの中古車販売価格は?

そして最後に気になる特別仕様車シビック・タイプR”リミテッド・エディション”の中古車販売価格ですが、ユーポス安曇川店さんの回答は980万円とのこと。

もちろん、プレミア価値を付けての価格となりますが、新車販売価格が550万円となるため、+430万円アップ(1.8倍)は正直致し方ないところ。

恐らくネット抽選枠になると余裕で1,000万円を超えてくるでしょうし、No.1ともなれば更にとんでもない価値を持つのではないかと予想されるため、シビックタイプRもスーパーカーなどと同様に高嶺の花のような存在になってしまいました。

☆★☆ホンダ関連記事5選はコチラ!☆★☆