トヨタ新型bZ4Xの実車インプレッション!思った以上に車高が低く全体的にフラット、プラスチッキーさを完全に無くした新世代SUV

新型bZ4Xの内外装を引き続きチェックしていこう

トヨタ新型bZ4Xを別の角度からも見ていきましょう。

今回のコンセプトモデルと全体的に統一されたポイントといえば「フラット」。

ヘッドライトやLEDデイライト、フロントフード、トップルーフ、ボディライン、そしてフロント・リヤフェンダーラインを見ていくと、そのほとんどが水平(フラット)に統一されているのが印象的。

あとは独特のショルダーラインや角ばったリヤウィンドウ、デザイン性を優先したであろうエッジの効いたCピラー、そして車両を全体的に包み込んだリヤテールランプなど、こういったところは今までのトヨタでは見られなかった新たな挑戦にも見えます。


トップルーフにはソーラーパネルが搭載されているとの情報も?

リヤエンドは少し見づらいですが、テールランプは新型ヤリスクロス風でありながらも、昨今のトレンドにもなっているセンター直結型の一文字テールランプ。

そしてトヨタ/レクサスの上位モデルではよく見られる垂れ下がりのガーニッシュが確認できます。

なお今回のプレスリリースでは明らかにされていませんが、どうやらトップルーフにはソーラーパネルが設けられているとの情報もアリ、走行中はもちろんのこと、駐車中も太陽の光でバッテリー充電が可能というのも魅力的な要素ではないかと思います(だからルーフがクーペ風ではなくフラットに近いのか…)。

実車ベースはヨーク型ステアリングを装備していた

そしてこちらがインテリア。

プレスリリースの公式画像では確認できなった3スポークタイプのヨーク型ステアリングを採用していて(プレスは真円タイプだった)、更にその奥には直立型のフルデジタルインストルメントクラスターを装備。

ちょっと独特なレイアウトではありますが、トヨタ曰く「インストルメントパネルの低い位置とハンドル上のメーター位置は、車両の空間感覚を拡大するだけでなく、安全性を高めるために視認性を高めるのにも役立ち、ドライバーの運転の集中につながる」とのこと。

あとは新型bZ4Xの大きな変化としては、最近のトヨタによく見られるプラスチッキーで安っぽい内装からは大きく一変して、本革トリムやツイード調織物、艶有りブラックのオーナメントパネルをふんだんに使用することで、高級感とモダンさを上手く演出。

この他、フローティングセンターコンソールやワイドスクリーンディスプレイを備えたフローティングインフォテインメントシステム、ミニマリストコントロール、ロータリーシフターなど、今までのトヨタには見られなかった新たな挑戦が見られ、これこそ「BeyondZero(ゼロを超えて)」のコンセプトを忠実に再現した一台なのではないかと思います。

こういった点は、ユーザーからの声も上手く反映されたコンセプトモデルだと考えられ、もしかすると量産モデルでも同様の素材を採用してくる可能性が高いかもしれませんね(とにかく期待大の一台)。

上海モーターショー2021に関する新型車・コンセプトカーなどは、コチラにてまとめています。

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Reference:CARSCOOPS