フルモデルチェンジ版・メルセデスベンツ新型Cクラス(W206)に早くもロングホイールモデルが登場!中国専売&クラシカルグリルでSクラス風に

新型Cクラスが発表されて僅か2か月…まさかこんなに早くLWBモデルが発表されるとは

2021年4月19日より開催の中国・上海モーターショー2021にて、メルセデスベンツのフルモデルチェンジ版・新型Cクラス(Mercedes-Benz New C-Class, W206)をベースにしたロングホイールベースモデル・新型CクラスLWBが世界初公開されました。

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メルセデスベンツといえば、同モーターショーにて新世代ピュアEVモデルとなるEQS/EQB、更にはマイナーチェンジ版・新型CLSクラスも発表したばかりですが、まさかのここに来て中国専売となる新型Cクラスのロングホイールベースが登場するとは…

ちなみにセダンタイプのロングホイールベースモデルといえば、アウディ新型A7Lが発表さればかりで、過去にはアウディA3L/A4LやBMW新型3シリーズLも発表されていました。

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新型CクラスLのエクステリアをチェックしていこう

こちらが今回世界初公開された新型CクラスL。

従来の新型Cクラスに比べて、ホイールベースは+89mm延長されたため、2,954mmととにかくロング。

ロングホイールベースモデルを市販化する目的としては、後席の足元スペースの確保はもちろんのこと、富裕層を対象としたショーファーカーや従来モデルとの差別化だと考えられ、見栄を張りたがる中国ユーザーには非常に需要のあるモデルです。

ボディサイズとしては、全長4,882mmとスタンダードモデルに比べて+131mm延伸され、コンパクトセダンからミドルサイズセダンクラスへと一気にグレードアップ。

フロントグリルやエンブレムはクラシカル仕様に変更可

そして最も驚きだったのフロントマスクで、何とフロントグリルはクラシカルなSクラス風に変更され、エンブレムも往年のフロントフードオーナメントを採用することにより、エレガントなヴィジュアルに仕上げられています(いかにも中国市場向けらしい)。

ただこのグリルデザインは標準装備ではなく、中国ディーラーのディーラーオプションもしくはメーカーオプション扱いになるとのこと。

リヤビューは新型Cクラス同様ではあるものの、リヤピラー部分には富豪向けを強くアピールすること、中国市場専売モデルであることを区別する”L”マークバッジを貼付しています。

インテリアは先進的で快適性も抜群

インテリアはSクラスのレイアウトをモチーフにした先進装備で、センターインパネにはタブレット型の大型タッチスクリーンを搭載。

更に個別のタッチパネル(静電式)式エアコン調整、フルデジタル液晶メーターなども全て標準装備となっています。

そしてこちらが新型CクラスLの最も注目すべき後席スペース。

足もとは非常に広々としていて、シートカラーもブラウン&ブラックのオシャレなデュアルトーンに仕上げられています。

リヤセンターアームレストは格納式で、ドリンクホルダーやUSBポートももちろん完備。

なお後席の快適性を大幅に向上させるために、専用サスペンションや消音材などもふんだんに使用しているとのことですが、その分車両本体価格もかなり高額になると予想されます。

上海モーターショー2021に関する新型車・コンセプトカーなどは、コチラにてまとめています。

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Reference:motor1.com