フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルの納期遅延報告が続々!エリアによっては商談開始日に契約した方でも2か月以上の納期遅れの対象になっている模様

半導体の供給不足→納期遅延は2021年4月下旬以降から大きく影響する模様

さてさて、2021年4月23日に発売スタートとなったホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)ですが、本格的に全国のディーラーにて納期遅延の連絡が届いているようです。

具体的な要因としては、2020年10月より大きな問題となった旭化成の半導体工場火災による半導体の供給不足が原因で、更に昨今の諸事情による巣ごもり需要から、ゲーム関連やスマホ、通信基地局向けに半導体の提供が優先されているため、車載関係の供給が大幅に不足しているんですね。

これはホンダに限らず全ての自動車メーカー/全ての車種にも言えることなのですが、その後代替えとしてルネサスエレクトロニクスが半導体の製造にとりかかるも、同社もまさかの工場火災により一時的に生産ストップとなり、2021年4月下旬辺りから一気に自動車製造に影響が出ているんですね(2021年4月下旬段階ではルネサスもようやく生産を再開して遅れを取り戻そうとしている)。


ほぼ全てのグレードが+1か月以上の納期遅延となり、マルチビューカメラのオプション付きはもう+1か月ほど遅れる模様

自動車業界が半導体の供給不足で大きな打撃を受けているなかで、ホンダより販売された新型ヴェゼルですが、このモデルも気が付けば発売前から17,000台以上のバックオーダーを抱え、既に上位グレードのe:HEV PLaYは2022年以降の長納期となっていました。

それ以外のe:HEV Z/e:HEV X/ガソリンGも、2021年8月以降と4か月ほどの納期回答となっていましたが、2021年4月末辺りから、上記の納期回答+1か月~+2か月が決定的となり、更にe:HEV Z/e:HEV PLaYの「マルチビューカメラシステム+プレミアムオーディオ」のセットオプションを装備している個体は、更に+1か月~+2か月の納期遅延が濃厚となっています。

商談開始初日に契約するも、納期遅れの対象に

既に当ブログにも、数多くの読者様から納期遅延に関する報告を頂いていて、なかには3月5日の商談開始初日に予約を入れたにもかかわらず、当初の回答納期は2021年5月中旬だったものが、納期遅延により7月下旬に大幅にずれ込んでいるそうです。

本来であれば、2ndロット以降(2021年5月に生産予定)の個体が+2か月以上の納期遅れの対象になっていたそうですが、e:HEV PLaYなんかは特別仕様車的な扱いで月産台数も少なく、どんなに早い方でも2021年6月末という回答を頂いていたそうですが、その方も2021年8月下旬にズレ込んでいるそうです。

納期遅延の報告が多い一方で、実は既に納車報告を頂いている方も?!気になる続きは以下の次のページにてチェック!