日産・新型アリアのインテリアは「禅の精神」を取り入れたシンプルデザイン。レクサスに続き国産メーカーは「和」を意識したインテリアが主流になるかもしれない【動画有】

2021-05-21

スペックだけではわからない、日産の真の技術が垣間見えるインテリア

いよいよ2021年5月31日→6月4日に延期・先行予約がスタートする日産のピュアEVクロスオーバーモデル・新型アリア(Nissan New Ariya)ですが、このモデルのインテリアに関するストーリーが公開されています。

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新型アリアは、日本市場だけでなく欧州や北米、中国市場にも展開予定の新世代ピュアEVクロスオーバーで、いわば日産を代表する主力SUVの一つになるともいわれています。

そんな新型アリアに採用されるインテリアの一部詳細が明らかになっているのですが、どうやらインテリアのテーマには”日本の伝統”や”和”が盛り込まれているとのことで、早速その中身をチェックしていきたいと思います。


シンプルにして洗練された日産の新たなデザイン言語

こちらが今回日産グローバルが公開している新型アリアのインテリア。

シートやダッシュボード類を見ていくと、基本的にはブラックを基調とした落ち着いた雰囲気となっていますが、インパネやエアコン関係、更にはセンターコンソールのアームレスト縁周りを見ていくと、新型アリアのイメージカラーにもなっている暁(あかつき)カッパーのアクセントが追加されています。

木目調を静電式タッチパネルに取り込んだ例は見たことがない

センターインパネのエアコン関連もチェックしていくと、これまでの国産車や欧州車では見たことのないようなオーナメントパネルを採用するミニマルな静電式タッチパネルに。

このデザインは、日産が求める「日本伝統」や「和」の文化、そして「禅」の理念に基づく”落ち着いた雰囲気”を与えるために盛り込まれた技術。

ただ単に先進的なものにするのではなく、「ゴチャゴチャした要素をなくすことで、ドライバーの心と身体、どちらにも『完璧な快適さ』を提供することが可能」だと考え、木目調のダッシュボードに配置されたハプティック(触覚)スイッチを採用しているそうですが、この組み合わせは世界でも見たことの無い例だと思われます。

日本の伝統技術を盛り込んだインテリアは、レクサス新型LSに続いて日産の新型アリアが2番目…更に進化したインテリアは、以下の次のページにてチェック!