フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルが納車されて2週間後の雑感。ドライブフィールや実用性、実燃費は?初代ヴェゼルがやたら後続で付いてくるなど

気が付けば私の新型ヴェゼルも納車されて2週間以上が経過している

さてさて、2021年4月末に納車されて2週間以上が経過している私のホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)e:HEV Z×四輪駆動(4WD)ですが、このあたりで一通り感じたポイント(雑感)を記載していきたいと思います。

まだまだ距離は伸びておらず、今後高速道路での長距離移動も控えている新型ヴェゼルですが、まずは短距離移動メインで真っ先に感じたこと、実用性や燃費、そして普段使いしていてちょっと気になったことなどもまとめていきたいと思います。


新型ヴェゼルの走りや加速ってどうなの?

早速新型ヴェゼルの納車2週間後の雑感をチェックしていきましょう。

まずは走りや加速の面についてですが、総じてこれといった大きな不満点は少ないものの、ちょっと気になるところも。

排気量1.5L 直列4気筒エンジン+デュアルモーターを組み合わせたハイブリッドシステムe:HEV特有のモーターアシスト力の強い走りではあるものの、アクセルをグッと踏み込んだ時の「ヴォオオン!」というエンジン音が結構目立つ印象で、思いのほか加速の立ち上がり直後でエンジン直結状態?にシフトするんだなぁという印象です。

アクセルレスポンスにおいては、低速状態から加速する場合と、停車状態から加速する場合とでは若干異なり、停車状態だと100%モーターでのアシスト力が強く(あくまでもバッテリー残量が充実している場合)、低速状態からだとエンジンが始動していることもあってなのか、ハイブリッドで走行している感覚や、モーター特有のワープするような加速が得られないというのが正直なところ。

だからといって「あまりにモッサリしていて加速が伸びない」とか「走りがイマイチ」という印象にまではたどり着かず、この点は「価格相応の走り」だと認識しているため、これ以上の「立ち上がりの速さ」「瞬発力の高さ」「アクセルレスポンスの良さ」を求めるのであれば、Cセグメント以上のハイブリッドSUVを検討された方が良いと考えています。

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新型ヴェゼルのドライブフィールは?

続いては新型ヴェゼルのドライブフィールについて。

これは先ほどの加速や走りの面とカブる部分があるかもしれませんが、やはり初代ヴェゼルのキビキビした走りに比べると、どちらかというとドッシリした構えやゆったりした走りの印象が強く、昨今のホンダにしてはちょっと珍しい方向性だと考えています。

その一方で高速道路での走りや安定性という面では、やはりファストバックSUV且つ低重心化を図っていることもあり、重心位置が高いと云われるSUVであっても安定性は意外と高く、車線変更時の揺れの小ささ・おさまりは特筆すべきものがアリ、この点は私が以前所有していたトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)では味わえなかった部分だと思います。

ただその一方、ブレーキの効きについては少し踏み込んでいかないとしっかりとブレーキが効かず、どちらかという踏み込みの初動に対するレスポンスはちょっと弱めな印象を受けています。

新型ヴェゼルの実用性や実燃費、そしてちょっと気になるポイントは、以下の次のページにてチェック!