ベントレー・コンチネンタルGTのW12エンジンをぶち込んだフォルクスワーゲン・ゴルフGTI W12-650。何と14年前(2007年)に登場したクレイジーモデル【動画有】
コンセプトモデルといえど、コレをフォルクスワーゲン公式が発表したことが未だに信じられない
ドイツの有名ブランド・フォルクスワーゲンが、2007年にオーストリアにて開催されたヴェルター湖ミーティングにて発表したコンセプトモデルをご存じでしょうか。
アフターパーツメーカーやチューニングメーカーではなく、フォルクスワーゲングループ公式が発表した究極の変態コンセプトカー・ゴルフGTI W12-650ですが、あまりにも過激すぎたが故に誰もその存在を信じてくれなかった幻の一台とも云われています。
早速、その常軌を逸したスペックなどをチェックしていきましょう。
何とベントレー・コンチネンタルGTの大排気量W12エンジンを搭載!
こちらが14年前(2007年)に発表された究極のコンセプトモデル・ゴルフGTI W12-650。
ベースとなるモデルは第5世代のゴルフGTIとなりますが、何とフロントには排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンではなく、VWグループ傘下のベントレー・コンチネンタルGT(Bentley Continental GT)に搭載されるW型12気筒ツインターボエンジンがぶち込まれています。
もちろん、ただ単純に巨大なW型12気筒ツインターボエンジンを搭載することはできず、ゴルフGTIのボディを大幅に変更する必要があるわけですが、その方法として車両を160mm(6.3インチ)ワイド化し、これに合わせてフレアホイールアーチキット付きとなる専用ワイドボディキットを採用しています。
見た目も十分ド派手で、とてもフォルクスワーゲン公式が改造したとは思えないほどの変貌っぷりですが、大排気量エンジン+超強力なパワーを得たゴルフGTIのバランス性能を向上させるため、車高を従来よりも-76mm低くし、更にフロント9j/リヤ12jの極太アルミホイールを装着しています。
0-100km/hの加速時間は約3.5秒!
駆動方式は後輪駆動(RWD)となるため、後輪にかかる負荷は相当なものと考えられますが、直線性のパフォーマンスとしては0-100km/hの加速時間が約3.5秒と驚異的で、最高時速は323km/hにまで到達すると云われています。
また専用ワイドボディキットを装着したことにより、リヤビューから見るその姿も過激で、マフラーは両サイド2本出しとなるクワッドエキゾーストパイプをインストール。
内装はほんの一部ですが、インパネ上部にはトグル式のハザード、リフター、ESP/ASRといった専用スイッチも装備され、三連メーターもダッシュボード上に搭載されています。
ゴルフGTI W12-650は、あのジェレミー・クラークソンをも唸らせた一台?!中国からもニュル最速を更新したコンセプトカーが登場!気になる続きは以下の次のページにてチェック!