80スープラの2JZエンジンや日産フェアレディZのトランスミッションを搭載したスバルBRZが販売中!過激チューニングで700馬力以上を発揮する魔改造モデル

おそらく2021年夏頃に発売予定の2代目・新型BRZも魔改造モデルが登場すると予想

過去これまで、トヨタ80スープラの2JZ-GTEエンジンをスワップした魔改造モデルなどが登場してきましたが、今回はスバル初代BRZをベースにした魔改造モデルが中古車オークションサイトCars&Bidsにて販売されています。

今回販売されている個体は、2014年式モデルで走行距離は約3.8万kmとそこまで走られておらず、見た目としては「そこそこカスタムされているモデル」といった印象なのですが、実はエンジンやトランスミッションは全くの別物が搭載されたスワップモデルとなります。


フェラーリ488ピスタやマクラーレン720Sに匹敵するパワーを持った変態BRZ

こちらが今回販売されている初代BRZの魔改造モデル。

フロントフードには4つのダクトが設けられ、足もとには大口径社外ホイール、ローダウンされた専用スポーツサスペンションなどがインストールされています。

そしてこちらが最も気になるエンジンルーム。

何とトヨタ80スープラ(Toyota 80 Supra)に搭載される2JZ-GTEエンジンが搭載され、パワートレインは排気量3.0L 直列6気筒ツインターボエンジンをベースとしながらも、大型のシングルターボチャージャーや多数のサポートエンジンコンポーネント、そしてドライブトレインの変更により、最高出力276hp→737hp/最大トルク450N→757Nmにまで大幅アップチューン。

もはやフェラーリ488ピスタ(Ferrari 488 Pista)やマクラーレン720Sに匹敵するレベルのパワーを得た2ドアスポーツクーペですが、ここまでアップチューンしても故障など一切発生していないのは、2JZ-GTEの耐久性の高さが影響しているのかもしれません。

ボディスタイルは非常にシンプルで、専用ボディキットなどは装着されていないものの、さりげないフロントスポイラーやリヤディフューザーなどを装着することにより空力を向上させています。

トランスミッションは日産フェアレディZ、リヤデフはレクサスIS300

そしてこのモデルのもう一つ注目すべきポイントはトランスミッションで、こちらもBRZ純正のパーツではなく、日産フェアレディZ(Z34)に搭載される6速MTを採用し、そしてリヤデフはレクサスIS300からの流用で、他社モデルの良いとこどりをしたような中々にクレイジーな仕上がりになっています。

インテリアは非常にシンプルなノーマル仕様

内装は非常にシンプルなブラックとレッドのカラードステッチが縫合されたスポーティ仕様ですが、シートなどが全く変更されていないのはちょっと意外でした。

内装は基本的にノーマル仕様ですが、足回りやタイヤホイールが変更されているだけに、乗り心地がどのように変化しているのか気になるところです。

ちなみにこのモデル、2021年6月9日時点(3日残し)での入札額は約317万円(29,000ドル)と少しずつ上がっており、恐らく400万円にまで到達するのではないかと予想されます。

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Reference:cars&bids