フルモデルチェンジ版・レクサス新型NXが中国でも世界初公開!何とNX450h+/NX250ではなく、NX400h+/NX260が設定されるようだ

残念ながら日本市場向けは、アメリカ/中国市場よりも後回しになっているようだ

いよいよ2021年7月末にグレード別価格帯が明らかとなり、同年8月19日には先行予約スタート、そして同年10月7日に発売予定となっているレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NXですが、このモデルがアメリカに続き中国市場でも特別先行公開されました。

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いつものことながら、主要販売国となるであろう日本市場向けが後回しになっているのは甚だ疑問ですが、今回中国市場向けとして新しく発表された新型NXは、北米市場向けや日本市場向けとは若干異なるグレードラインナップになっているとのことで、早速その中身をチェックしていきたいと思います。


中国市場向けの新型NXをチェックしていこう

こちらが今回、中国市場向けとして先行実車公開された新型NXのエクステリア。

ボディカラーは、ビッグマイナーチェンジ版・新型ISより初採用されたソニッククロムで、より引き締まったボディが何とも印象的。

プラットフォームも、トヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)/RAV4/ハイランダー(Highlander)にも採用されるTNGA-Kプラットフォームが採用され、これによりフレーム剛性の向上はもちろんのこと、車体重量も先代比-91kgの軽量化に成功しているそうです。

新型NXより初採用された新デザイン言語(縦型基調)のスピンドルグリルが設けられ、これまで登場してきた水平基調やドット柄、そしてF SPORTタイプのメッシュグリルに比べると、洗車時の汚れや水滴がスムーズに落ちていきそうで、それなりにメンテナンス性は良さそう。

なおグレードとしては、上級タイプのversion Lとのことですが、そもそも中国市場向けはどういったパワートレインがラインナップされるのか気になるところ。

引続き新型NXのリヤビューを見ていきましょう。

リヤテールゲートには、従来の”L”マークではなく新デザインの”LEXUS”バッジを貼付。

そしてナンバープレート部分を見ていくと…レクサス初のプラグインハイブリッド(PHV)モデル「NX450h+」…ではなく、「NX400h+」と表記されているのが確認できます。

何と中国では「NX450h+」ではなく「NX400h+」が新しく設定される!

「単純な入力ミスでは?」と思いきや、しっかりとリヤテールゲートにも”NX400h+”のネームバッジが貼付されていますね。

実はこのモデル、中国市場専売グレードとのことで、基本的なパワートレインはNX450h+と同じ排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーター+リチウムイオンバッテリー(4WD)を搭載するのですが、システム総出力を抑え気味にするのかは不明ではあるものの、NX450h+に置き換わる(もしくは相当レベル)グレードになるそうです。

エントリーモデルのNX250もNX260に置き換わる

この他にも、日本市場向けでは排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するNX250がラインナップされますが、中国市場ではNX260として販売されるそうで、エンジン出力が日本市場向けに比べて若干向上するからなのかは不明です。

つまり、中国市場向けの新型NXは以下のグレードがラインナップされる予定となっています。

◇NX260[FF/4WD]・・・排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン

◇NX350h[FF/e-Four]・・・排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターのハイブリッド

◇NX350[AWD]・・・排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン(中国では2022年以降に発売予定)

◇NX400h+[FF/e-Four]・・・排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーター+リチウムイオンバッテリー

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