ずっと憧れだった日産スカイラインGT-R R34を手に入れるも自損事故で大破…一度は廃車を考えるもR33のエンジンをぶち込み、仲間のサポートもあって無事元通りになった奇跡の物語

その日は突然訪れた…自身の操作ミスで日産スカイラインGT-R R34を完全大破

そして自分の理想とする本当の日産スカイラインGT-R R34が完成しますが、あまりにも興奮していたのか、公道にてオーバースピード&コントロールを失ってしまい、そのまま木々に突っ込んでフロントが真っ二つに。

エンジンは軽く燃え、完全に修復不可能レベルの大破となってしまいました。

憧れを抱き続けてから十数年以上、スカイラインGT-R R34の個体を見つけて完成するまでに数年の年月を要し、ようやく完成した世界に一台だけのスカイラインでしたが、Hafis Hazam氏は想像以上のパワーを求めていたそうで、しかしそのパワーを制御しきれずに自分で大破してしまい、一瞬だけ「廃車」を覚悟したそうです。


「スカイラインが俺を守ってくれた。スカイラインはまだ生きてる」→修理することを決意!

今まで積み上げてきたものは長かったのですが、破壊はほんの一瞬で何ともいえない気持ちに…

ただ唯一の救いだったのは、事故を起こしたHafis Hazam氏本人が無傷だったこと。

これはスカイラインGT-R R34に助けられたと言っても過言では無いと思いますが、「自分の未熟な運転、そして異常なパワーを求めてきた私への報いだ。こんな姿にしてしまったこと、そしてここまでしてくれた仲間たちを裏切る形になってしまった。深く反省している」とコメント。

ただその一方で、「こんな私を守ってくれたスカイラインには本当に感謝している。スカイラインはまだ死んじゃいない。だからもう一度直してみせる」と決心し、スカイラインGT-R R34の復活計画が始まりました。

自身への戒めとしてSNSでも複数投稿されていますが、彼のTシャツに表記されたワイルドスピードーのポール・ウォーカーの名前が何とも言えないものになっていますね。

何と大破したスカイラインGT-R R34は僅か1年で復活!しかもエンジンは先代R33のRB26DETT

あのとんでもない事故が起きてから1年が経過しましたが、何と彼は僅か1年という短い期間で元通りに。

どうやら今回も仲間からの全力のサポートを受け、様々なパーツを入手し、更にエンジンはR34ではなく先代のR33専用のRB26DETTをぶち込んでいるそうで、これまた世界に一台しか存在しないR34が完成。

約10日間の試運転も完了し、現在は問題なく操作できているとのことですが、今現在でも仲間には感謝しているそうで、ここまでモチベーションを高めてくれたのもブライアン・オコナー役のポール・ウォーカーの存在があったからだそうです。

ちなみに事故から復活への道のりが示された投稿には、彼にとって過去最多となる3.9万いいねを獲得(2021年7月21日現在)。

彼のスカイラインに対する深い愛情が、こうした結果を呼んだのではないかと思います。

 

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