(2022年モデル)フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプRの開発車両を再びスパイショット!遂にセンター3本出しマフラーが搭載され、市販化に向けての準備も順調?

どうやら次期シビックタイプRでもセンター3本出しマフラーが継続される?!

引続きホンダ新型シビックタイプRの開発車両を見ていきましょう。

リヤビューはこんな感じ。

中々に過激なスポイラーが装着され、リヤハッチガラスには専用ワイパーが装着されていますが、個人的にこのクラスではワイパーは不要だと考えたり。

あとはシビックハッチバック譲りと思われる”コ”の字型テールランプに加え、センター直結風のテールランプに見せるハイマウントストップランプも少し偽装が剥がれていますね。

そして今回の開発車両で最も大きな収穫だったのが、遂にマフラーがセンター3本出しになったこと。

これまではセンター1本出しがスパイショットされてきましたが、いよいよ量産化に向けて本格的な装備内容にまとめての評価が進められているのかもしれませんね。


そもそもどうして3本出しマフラーが採用されたのか?

もう少し拡大してみるとこんな感じ。

先代FK8のセンター3本出しマフラーは、中央が小口径で両サイドが大口径というレイアウトでしたが、今回の開発車両はセンターが大口径で、両サイドが小口径と全くの反対。

この意図については明らかになっていませんが、先代シビックタイプRに3本のマフラーが採用された理由については、同社シニアプロダクトプランナーであるRob Keough氏も説明済み。

同氏よれば、「大きなフローを持つエキゾーストシステムは、高速クルージング時にはダラダラした音になったり、ただうるさかったりして、快適性を損なっている」と前置きし、ただ単純に見栄えや大きな音を出すために3本のパイプを採用したのではなく、外側の二本は通常のテールパイプと同様にマフラーからそのまま出ているものの、真ん中の一本は「聴覚に訴えるレゾネーターを経由して排気している」と説明しています。

つまり、低速域ではレゾネーターがより大きく、勇ましいサウンドを聴かせることで高速走行時には特殊な共鳴音を放出し、室内へのノイズの侵入を防ぐ役割を果たしているんですね。

そして真ん中のパイプにおいても、レゾネーターを内蔵しているのが特徴であり、排圧が高まると左右のパイプ経由から排気されるようになるとのことで、排気の流量によって役割が変わるそうです。

少し脱線気味になりましたが、恐らく次期シビックタイプRも同様の理由で3本出しマフラーを採用するのでは?とも考えますが、やはりマフラー径が異なるのは非常に疑問に思うところ。

ちなみに内装についてのスパイショットはありませんが、恐らく新型シビックハッチバック/シビックセダンのレイアウトをベースにしつつ、センターシフトは6速MTのみに設定されると予想。

いよいよ2022年より発売予定となっている新型シビックタイプRですが、まずはノンハイブリッドで登場するのか、トライモーターを搭載するハイブリッドモデルとして登場するのか非常に気になるところです。

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Reference:motor1.com