フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスに追加の最新情報!開発コードは「990B」、全高は-55mmも低くなりホンダ新型シビックハッチバックと同じ高さに?

新型プリウスの新情報を知れば知るほどに、「新型アクア以上の魅力があるのだろうか?」という疑問も

さてさて、以前より定期的に報じられているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)についてですが、自動車情報誌マガジンXさんの報道により新たな追加情報が展開されています。

2021年7月19日に発表・発売されたフルモデルチェンジ版・新型アクア(New Aqua)の影響を受け、次期(5代目)プリウスも新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池もしくは新世代・全個体電池が採用されるのかと思いきや、現行モデルと同じハイブリッドシステムが採用されるとの情報も。

概要だけを見てしまうと、次期プリウスの強みや旨み、新機能って何?っという疑問もあるとは思いますが、それ以上に更に力を入れているポイントがあるようですね。

早速新型プリウスに関する追加情報をチェックしていきましょう。


次期5代目プリウスの開発コードは「990B」

早速新型プリウスに関する追加情報をチェックしていくと、マガジンXさんの報道によれば開発コードは「990B」と既に決定しているそうで、プラットフォームは現行と同じTNGA-Cプラットフォームがベースになり、ここに改良を施すことでボディ剛性の向上が図られるものと予想されます。

ちなみにTNGA-Cプラットフォームを採用するラインナップモデルといえば、カローラシリーズやC-HR、そして2021年9月14日に発売予定となっている新型カローラクロス(New Corolla Cross)になりますが、個人的に最も気になるのは、次期プリウスに電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドが採用されるのか?ということ。

新型アクアがハンド式からペダル式へ…新型プリウスはペダル式から電動パーキングしかない?

TNGA-Cプラットフォームを採用しているC-HRや日本市場向けカローラクロスでは、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドが採用されますが、この流れに沿って新型プリウスも採用されるのでは?とも推測。

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っというのも、プリウスの弟分となる新型アクアが手引き式のサイドブレーキから足踏み式パーキングブレーキにグレードアップしているため、電動パーキングは採用されなかったものの、トヨタのヒエラルキー的に「プリウスよりも先進的な装備を採用してはいけない」ということから、足踏み式に留まったのではないかと考えられます。

オートブレーキホールドが搭載されたとして、新型プリウスではオートブレーキホールドのメモリー化は採用される?

そして仮に電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドが採用された場合、新型プリウスではオートブレーキホールドのメモリー化が設定されるのか?というのも気になるところ。

オートブレーキホールドのメモリー化は、エンジンを切る前にオートブレーキホールドがON状態になっていて、そのエンジンを切って再始動してもブレーキホールドが継続してON状態になっていることを言いますが、これを採用しているモデルは、2021年8月上旬時点でホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)/新型シビックハッチバック(New Civic Hatchback)、そして日産の新型ノートe-POWERのみ。

参考までに、トヨタが2021年8月2日に発表・発売したばかりとなるフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)では、オートブレーキホールドのメモリー化が採用されていないのは公道試乗の際に確認済みなので、もしかしたら次期プリウスでも設定されない?かもしれませんね(もちろん現時点では何とも言えない)。

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