【これ覚えてる?】SNSにて話題になったインフィニティ(日産)V37スカイラインのエアコン温度問題→エアコン改善取組みの確約をするも、改善対策などの動きは見られないが?

2021-08-13

SNSにて大きな話題となり、最終的にメーカーが謝罪→改善取組み確約するまでに至ったV37スカイラインのエアコン問題

恐らく多くの方が覚えているであろう2020年9月頃にSNSにて大きな話題となった、インフィニティ(日産)V37スカイライン[200GT-tタイプSP]のエアコン温度差問題について(掲載元はコチラ)。

この問題は、鹿児島県在住のオーナーが所有するV37スカイライン(Vモーショングリルを得る前のモデル)にて、暖房に設定しても助手席側の吹き出し口から冷風が出続けるというもので、過去3度にわたり日産ディーラーにて修理を行った結果、運転席と助手席で温度差が10度も違う→助手席から冷風しか出て来ないという問題が2020年春頃に発覚したというもの。

厳密には、暖房というよりも高温設定にしたはずのエアコンが、運転席と助手席で異なるというもので、左右独立にて温度設定しているわけでもなく、シンクロした状態にて温度設定をしても助手側のみ冷風しか出てこなったという内容です。


左右同じ温度設定で10度差は確かに問題だが、これを「仕様」と謳ってしまうことも問題

ちなみにV37スカイラインのエアコンは、左右独立で温度設定が可能となっていますが、過去に掲載された彼のブログでは、それを認識していること前提で記載しており、左右の温度を同じに設定した状態にて暖房を入れたところ、「運転席と助手席では、助手席の方が設定値に対して10度も低い」という結果に。

冬場の寒いときに30度設定しているにも関わらず、助手席側からは20度の冷風が出てくるというのはおかしな話ではありますが(具体的に運転席が何度で、助手席が何度か?という記載までは無しで、10度差という情報のみが掲載)、こうした温度差に対して日産側は「故障ではなく仕様である」と回答したとのこと。

この回答に関して、V37スカイラインのオーナーは納得することなく、日産の内田誠 社長に直接文書にて質問することにしたとのことですが、この文書のやりとりは5か月間と長きに渡り、合計3回行われ、それだけ日産側も回答するのにかなりの時間を要したのではないかと予想されます。

「故障ではなく仕様である」という回答文書も拡散され、日産には批判が殺到する事態に

先述にもある通り、最終的な落としどころとして日産側は「故障ではなく仕様」と回答したわけですが、この資料がSNSを通して公開されたことにより瞬く間に拡散され、「日産の管理体制は杜撰」「日産は日本だけでなく人をも軽視するのか」「ユーザーは車を買ったらそれで終わりなのか?」「もう二度と日産のクルマは変わらない」といった日産に対する批判的なコメントが殺到。

もちろん、こうした手紙のやり取り以外にも、日産ディーラーとの詳細なやり取りがあったわけで、その経緯については一部詳しく記載されていないところはあるものの、最終的に日産側に問題があったという落としどころに。

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