【悲報】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300の生産が2021年8月いっぱい停止。一方で転売目的で複数台購入出来ている業者も?

2022-06-29

2021年8月上旬(お盆前)に納車された方は本当に運が良かった

さてさて、2021年8月2日に発表・発売されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)ですが、実はこのモデルの先行予約(正式には初期ロットオーダー)が開始した同年7月1日の時点で、納期は1年以上がほぼ確定的になっていたのですが、2021年8月中旬時点で最低2年以上になる?との情報が。

ただその一方で、新型ランクル300が発売されて僅か2日後に無事納車されたオーナー様もいらっしゃったり、私が把握している限りでお盆前に10台以上が納車されていることも確認済みなので、この辺りは先行予約のタイミングや、各オーナー様が住まわれている地域・エリア、そして販社(ディーラー)の割り振りによって大きく影響してくると思われます。

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そして先述にも挙げた「最低でも2年以上になる?」という情報についてですが、これはあくまでも私がお世話になっているトヨタディーラーにて得られた情報なので、聞き流す程度にして頂けると幸いなのですが、当初言われていた「1年以上の納期」というのは、月産600台から増産の可能性があった場合の話であって、新型ランクル300が増産に向かう計画”今のところ無く”、反対に生産遅れや稼働停止へと追い込まれているのだそう。


既にYouTubeでも新型ランドクルーザー300の生産・稼働停止の情報が掲載されている

なお、先述の稼働停止に関連する詳細な情報については、以下のSHIMA BASEチャンネルさんでもご紹介している通りで、どうやら2021年8月いっぱいは、新型ランドクルーザー300の生産が完全停止になるとのこと(工場勤務の方からの情報提供とのことで信憑性は高いと思われる)。

新型ランドクルーザー300は、愛知県豊田市にあるトヨタ車体・吉原工場にて製造されていて、本モデル以外にもレクサスLXや中東市場向けとなる70系ランドクルーザーの製造もおこなわれているそうですが、今回の2021年8月いっぱいの生産停止のなかに、これらの2台は含まれていないとのことで、ランクル300だけが停止することに。

その理由については様々あるとは思われるものの、影響の一つとしては2021年8月4日にベトナム三大都市にてロックダウンが発令されたことが大きく、これによりカトライ大型貨物の出航が停止となり、部品調達が滞ることが大きな原因になっているとのこと。

そのため吉原工場では、部品供給が十分に間に合っていないため製造することができず、ベトナムからの部品供給を待つのか、それとも別ルートもしくは全く別のサプライヤからの供給を計画するのか?という状況にあると考えられ、そのための期間として2021年8月いっぱいは新型ランクル300の生産が停止になっていると考えられます。

もちろん、こればっかりは誰が悪くて誰を責めるといった話ではないため、静観する以外の方法は無し(中にはあまりにも納期がかかり過ぎてオーダーキャンセルしている方も)。

っとなると、2021年8月のお盆以降や同年9月に納車予定、もしくは生産スタート予定だった車体については、もしかすると当初の納期から遅れるといった報告が入っているかもしれませんし、それ以降の車体も後ろにズレ込んでいく可能性が高いと思われます(後発の方が先に納車されるといったことは流石に無いと思う)。

新型ランクル300購入者が署名した転売・輸出禁止の誓約書は無意味?複数台購入できているユーザーさんも…気になる続きは以下の次のページにてチェック!