【悲報】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300の生産が2021年8月いっぱい停止。一方で転売目的で複数台購入出来ている業者も?

2022-06-29

誓約書の内容には諸々の落とし穴があるのは把握しているものの、それでも「誓約書を署名した意味とは?」と疑問に思うことも

続いては、新型ランドクルーザー300を購入する上で必ず署名しなければならない誓約書(確認書)について。

これは前回のブログでもご紹介した通り、新型ランドクルーザー300を輸出・転売目的に購入しないことを約束する確認書になりますが、もちろん私も契約した際に署名済み。

誓約書の詳細については、以下の関連記事でもご紹介の通りですが、ざっくり説明すると外為法に抵触するリスクがあるとのことで、輸出先によってはグローバルでの安全を脅かす大きな問題につながる恐れがあるとして(最悪の場合、逮捕される恐れも?)、これを避けるために輸出・転売はしないというもの。

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なおこうした輸出・転売の目的が明確になっている、もしくは疑いのある個人ユーザー(いわゆるブローカー)や輸出業者、自動車販売・回買取業者に対しては、ディーラーやメーカーが精査してキャンセルするような流れになっていて、実際のところ発売前の段階で約2.2万台の先行予約から、約1.5万台まで減っているため、6,000台~7,000台分が転売目的である可能性が高いとしてキャンセルされています。

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もちろん、今後もそういった輸出・転売目的としているユーザーはキャンセルの対象となる可能性が高いのですが、一方で輸出目的で複数台購入している業者さんや個人ユーザーがキャンセルの対象になっていないなど、ちょっと不思議に思うことも起きているようです。


転売仕様ともとれる新型ランクル300を1人で複数台購入出来ている顧客も

私がお世話になっているトヨタディーラーでも同様のことが起きていて、いわゆる輸出仕様のガソリンZX&ピュアホワイトパール&内装ニュートラルベージュ&フルオプションの個体を3台購入していて、しかも法人&現金一括にて購入しているのですが、はたから見ると転売目的にて購入しているように見えるものの、これをメーカーは「転売目的ではない」として注文を許可したようです。

理由はイマイチはっきりしていないものの、”3台全てにエンドユーザーが存在するから”ということだそうですが、そうなると全ての購入希望者(個人であれば”父親用”と”自分用”、”弟用”とか)が「オーダーしたモデル全てにエンドユーザーが居るので…」と口実を作れば購入できるということに。

そうなると「何のための誓約書なのか…」という疑問ありますし、本当に購入したい人が複数台購入する転売ヤーの影響で納期遅れとなる恐れもあるわけですし、もう少し精査内容を見極めてほしい所です(何やかんやであらゆる手段を使うことで輸出・転売される可能性はありますし、2022年にはカーセンサーなどに多数の新型ランクル300が転売されていることも大方予想できる)。

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