【悲報】SNSのスーパーカー関連グループの管理人こと近藤信昭 容疑者が逮捕。認知症の女性からお金を盗み高級スポーツカーを購入【動画有】
認知症の女性を上手く利用した悪質な犯行だった
Facebookのスーパーカー関連グループの管理人を務めていた福岡市老人ホーム元施設長の近藤信昭 容疑者(53)が、老人ホームに入所していた認知症の女性を利用し、キャッシュカードを不正に入手して預金口座から現金を盗んだ疑いで逮捕され、その後盗んだお金で高級スポーツカーを購入していたことが新たに発覚しました。
それ以前に、2016年に当時89歳だった女性の症状を悪用し、その女性から約50万円を引き出していことも驚きですが、どうやら近藤容疑者は「他にも1,000万円ほど盗んだ」と容疑を認めていて、被害者の口座から合計1,140万円が引き出されていたことも明らかになっています。
近藤容疑者はSNSのスーパーカー関連でも結構有名だった
こちらがSNSのアイコンにもしている近藤容疑者。
近藤容疑者といえば、スーパーカー関連の専用グループを複数立ち上げていて、2021年8月31日午前11時58分に「supercar大好き！！グループ立ち上げて、5年もなるんだなぁ〜！！沢山の、supercarオーナーさんと出会う事ができて幸せです」と投稿していたばかりで、日々精力的にスーパーカー関連のイベントにも参加していたとのこと。
この他にも、車好きオフ会・イベント情報【全国版】といったプライベートグループを開設しながらも、メンバー数も1.4万人と相当な規模でした。
計1,000万円以上を盗んだ理由「高級スポーツカーに乗りたかった」
なお警察の捜査により、盗んだ総額1,140万円は「高級スポーツカーの購入費用」として使用されていたわけですが、近藤容疑者によれば「以前からスポーツカーに乗ってみたかった」という理由から、入所者を騙してお金をくすねていたということに。
今回の事件で最もショックなのは、スーパーカー関連の管理人だった近藤容疑者が逮捕されたということよりも、そのお金を盗まれた当時89歳の女性や他の被害者、そして被害者に関わる家族だと思われ、施設に入所した女性のお金を不正に盗み、そのお金で高級スポーツカーを乗りまわしていたという事実があったことを考えると、家族も相当に残念に思い悔しかったと思われます。
スーパーカーのイメージが「悪いことをしないと買えない」という偏見にならなければ良いが…
こちらが近藤信昭 容疑者のSNSページ。
近藤容疑者のプロフィール欄には「子供の頃から憧れているsupercarが好きで趣味にしています。」と記載されていますが、盗んだお金で高級スポーツカー／スーパーカーに乗っていたということを考えると、また世間から「高いクルマは悪いことしなければ買えない」という偏見が生まれてしまう事。
これはスーパーカー／高級スポーツカーオーナー様の多くが、一度は経験しているかもしれないのですが、「お仕事は何をしているんですか？」「何か悪いことしてスーパーカー買ったんじゃないですか？」といった質問は何かしらあると思われ、今回の事件がきっかけで、世間のイメージが「やっぱり悪いことしないとスーパーカーは買えないんだな」と思われる恐れがあるのは残念。
スーパーカーはある意味で人の人生を変える大きなツールなのかもしれない
ちなみに「お仕事は何をしているんですか？」という質問の意図としては、「どんな仕事をしたらスーパーカーが購入できるのか？」「どんな仕事をしないとスーパーカーは購入できないのか？」っという考えに留まっていて、「どうすればスーパーカーを購入することが出来るのか」という考えまでに行き着いていないというイメージ。
つまり、スーパーカーを所有する人間に対して、「どうすれば購入できるのか？」というヒントを聞くことで、「自分も同じことをすれば購入できるかもしれない」という考えに行き着くのかもしれないのですが、それだと頭の中で自己解決して行動に移せないパターンになることも。
肝心なのは、(仮に本気でスーパーカーを購入したい、スーパーカー以外の目標とする”高価なモノ”を手に入れたい場合)人に聞いた内容をそのまま実行しようとするのではなく、人から聞いた内容をヒントにして、いかに最短ルートで手に入れることが出来るのか？を考えることが大事なのかもしれません(もちろん合法で)。
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実際のところ、今回の事件を見る限りだと「スーパーカー／高級スポーツカーは悪いことをしないと購入することはできない」「スーパーカーなどに乗っている人はみんな悪い人」といった極論を持たれている方もいらっしゃるかもしれないですし、こうしてSNSが発達してスーパーカーの存在が身近になる一方で、たった一回のニュースや事件でそのイメージが一瞬で崩壊してしまうことを考えると、今回の事件は車界隈にも相当に大きなショックをもたらしたのではないかと思ったりもします。