【意外と問合せ多かった…】トヨタのホワイトパール塗装剥がれはプリウスだけじゃない!ランドクルーザープラド(120系)やヴァンガード、ポルテ等でも塗装剥がれが発生していた件
やはりトヨタのホワイトパール塗装剥がれは多くの方が気にしているようだ
さてさて、前回のブログにてご紹介したトヨタ20系プリウス(Toyota Prius)のホワイトパール塗装剥がれ問題ですが、トヨタが以前プレスリリースにて発表した対象モデルの塗装剥がれ無償修理対象リストに「プリウスが含まれていないから」という理由で、トヨタメーカーやディーラーでは「無償修理しない」の一点張りだったことをお伝えしました。
この内容を当ブログにてご紹介した後、多くの読者様からもお問い合わせを頂いていて、「ホワイトパールの塗装剥がれで困っている」「トヨタの○○に乗っているのだが、対象車種ではないため有償修理と言われた」「同じ2010年式付近のホワイトパールなのに、対象車種ではないという理由で拒否された」など様々。
上の関連記事にもある通り、トヨタは以下の対象モデル以外は基本的に無償修理を受け付けないスタンスをとっていて、別の言い方をしてしまうと「ボディカラーで括ってしまうと、これ以上車種が増えて対応しきれない」という考えなのかもしれません。
◇アルファード
◇ヴェルファイア
◇ハイエース
◇レジアスエース
◇iQ
◇カローラルミオン
◇オーリス
◇ウィッシュ
ちなみに、上の関連記事にある対象外だった20系プリウス以外にも、2010年式付近に製造されたホワイトパールクリスタルシャインの個体で、上記に該当しないモデルでも被害が発生しているのかチェックしていきたいと思います。
ランドクルーザープラド(120系)の塗装剥がれ被害は多く発生している模様
それでは早速、対象車種以外にて発生しているホワイトパール塗装剥がれの個体をチェックしていきましょう。
まずは20系プリウス同様に多くのオーナー様よりご報告を頂いている120系ランドクルーザープラド(Land Cruiser Prado)のホワイトパール塗装剥がれ。
※この画像含め、全てオーナー様より事前に掲載許可を得ております。
オーナー様の情報によると、既に広範囲において塗装剥がれが発生していて、タッチアップペンでの補修を試みるも、ラッピングの如く塗装が剥がれてしまうために対処しようがないとのこと。
ちなみにこちらのオーナー様、トヨタメーカーやディーラーに問い合わせても「対象外なので無償修理は不可」の一点張りで、約10万円程の有償修理になってしまうとのことです。
ブロワー等の風圧で塗装表面がペリペリと気持ちよく剥がれてしまう2010年式ヴァンガードも…
ちょっと衝撃的な画像ではありますが、2010年式付近のホワイトパールにペイントされたヴァンガードも塗装剥がれが発生しているとのこと。
上の画像は、洗車後にブロワーにて水滴を吹き飛ばそうとしたところ、塗装表面も”ペリッ”とめくれてしまい、その後次々と塗装面が剥がれていくというもの。
恐らくこのモデルも、電着プライマーの密着不良による塗装剥離が発生しているものと予想されますが、残念ながらこのモデルも保証の対象外になるため、有償修理での対応になってしまうそうです。
改めてこういった塗装剥がれを見てしまうと、どうして「2010年式付近の対象モデル」ではなく「2010年式付近のホワイトパール塗装モデル」にしなかったのかが謎(多分相当な台数になるとは思いますが…)。
この点はトヨタも消費者側に納得いく説明をして頂いた方が良いのでは?と思ったりもしますが、既にメーカーに問い合わせているオーナー様の情報によれば「対象外なので…」との回答以外は一切返ってこないとのことです。