フルモデルチェンジ版・レクサス新型NXの生産時期が更に遅れる恐れ?イタリアのイベントでは新型NX450h+ F SPORTが特別展示され、非常に珍しい夜間時が初公開される

東南アジアでのロックダウン延長により、新型NXの生産・発売時期も少し怪しくなってきた?

さてさて、2021年8月19日に先行予約がスタートし、同年10月7日には発表・発売予定となっていたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NXですが、昨今の諸事情による東南アジア・サプライヤからの部品供給の滞り、半導体の供給不足が影響してトヨタ工場稼働の停止→生産に大きく影響しています。

これにより、新型NXの試乗車・展示車の製造さえも厳しく、記者発表までに全国のレクサスディーラーに配備することも難しいとのことで、止む無く発表・発売を延期せざるを得ない状況になっているとのこと。

現時点では具体的な延期後のスケジュールについては明らかになっておらず、8月19日の初日先行予約組の納期も未定・不明になっているため、もしかしたら2021年内の納車も難しくなりそうとの連絡も(レクサスディーラー談より)。


先行予約件数と年間生産計画を計算すると、単純に納期2.5年以上に

またこれに加えて日本経済新聞の報道によれば、トヨタの主要サプライヤの一つでもあるベトナム・ホーチミンでは、2021年7月9日よりロックダウン(都市封鎖)に入っていましたが、これの期間が更には9月30日まで延長されたことを正式に発表。

これにより部品供給の滞りが続き、新型NXだけでなくトヨタ/レクサスのラインナップモデル、更には他の自動車メーカーの車種にも大きく影響することに。

新型NXの先行予約件数は、全国で既に16,000台を超えているとのことですが、当初新型NXの年間生産台数である約6,000台で換算すると、単純に納期は約2.7年ということに。

本来であれば、2021年9月中旬の段階で、初期ロット分の生産は開始しているはずですが、先述の通り生産自体も延期となっているため、徐々にロット全体が後ろ倒しになることは避けられない状況です。

新型NXを先行予約した方々にとっては、「何のための先行予約だったのか…」と思われる方もいらっしゃるとは思いますし、今はただひたすらレクサスディーラーからの連絡を待つ以外は無さそう。

一部の地域では、新型NXの納車に向けて準備しておかなければならないことも

これも前回のブログにてお伝えしましたが、納車時期によっては降雪エリアでの積雪も予想されるので、純正の18インチ/20インチスタッドレス用タイヤアルミホイールを履かせての納車ということも十分に考えられそう。

ただ、新型NXではホイール締結がナット締結からハブボルト締結に変更されたため、これにより初代NX含め他の車種からのスタッドレスの流用が難しく、再度スタッドレスを新調しなければなりません。

ただ「レクサス純正は高い(タイヤ含めて40万円~60万円)」という意見もあると思うので、下調べも兼ねて以下の関連記事にもある通り、社外製のハブボルト締結に対応したスタッドレス用アルミホイールもチェックしておくのも良いかもしれません。

▽▼▽関連記事▽▼▽

イタリア・ブレシアでは新型NX450h+ F SPORTの特別展示も!更に非常に珍しい夜間時の新型NXも!気になる続きは以下の次のページにてチェック!