その名は「フェンランダ(锋兰达)」。広汽トヨタが新型カローラクロスの中国版を2021年11月に世界初公開予定!日本仕様は遂に中国へと進出するようだ

2021-09-26

しかも日本仕様ではラインナップされていないブラスゴールドメタリック風のボディカラーを採用

2021年9月14日に発表・発売された日本仕様のトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)ですが、何とこの日本仕様のデザインが、中国トヨタより発売されることが明らかとなりました。

中国の広州汽車とトヨタの合弁企業となる広汽トヨタより発表されるのは、「フェンランダ(FengLanda、中国表記:锋兰达)」という中国独自の当て字で、本来の名称は「フロントランダー(Front Lander)」ということになり、カローラクロスの中国仕様ということになります(以下、カローラクロスと表記)。

エクステリアデザインは先述の通り、日本仕様の新型カローラクロスの特徴的なデザイン言語となるわけすが、細かく見ていくと、日本仕様と一部異なるところもあり、「あれ?中国仕様の方が良くないか?」と思う部分も。

早速中国市場向けとなる広汽トヨタ新型カローラクロスを見ていきましょう。


中国市場向けの新型カローラクロスを見ていこう

こちらが今回公開されている中国仕様の新型カローラクロスのティーザー画像1枚目。

何とボディカラーは、日本仕様ではラインナップされていないゴールド系で、おそらくはヤリスクロス(Yaris Cross)/新型アクア(New Aqua)にて採用されているブラスゴールドメタリックに近いボディカラーではないかと思われます。

この角度からだと、フロントヘッドライト周りは少し複雑で、シームレスタイプのLEDデイタイムランニングライトが設けられ、その上部には粒々タイプのLEDライトらしきものが確認できますね。

あとはサイドウィンドウ周りに設けられたメッキ加飾のガーニッシュですが、とくにリヤクォーターピラー部分に設けられたメッキガーニッシュ辺りのデザインは、日本仕様やグローバルモデルの新型カローラクロスそのもの。

ルーフラインも見ていくと、ブラックペイント処理されたルーフレールらしきものが確認できますし、ゴールドシャークフィンアンテナらしきものも確認できますね。

日本仕様の新型カローラクロスのサイドビューを見ていこう

ちなみにこちらが、日本仕様の新型カローラクロスのサイドビュー。

ヘッドライト周りのハウジングやフロントフード形状、サイドウィンドウ周りのメッキ加飾ガーニッシュ、ルーフレールのブラックペイント、そしてリヤテールランプ形状も非常によく似ています。

そしてこちらは参考までに、日本仕様の新型カローラクロスのボディカラー一覧。

◇プラチナホワイトパール
◇セメントグレーメタリック
◇シルバーメタリック
◇アティチュードブラックマイカ
◇スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
◇センシュアルレッドマイカ
◇アバンギャルドブロンズメタリック
◇ダークブルーマイカメタリック

2枚目のティーザー画像で日本仕様は決定的!

そしてこちらが2枚目のティーザー画像。

この精悍な目つきと複雑な四眼LEDシグネチャーランプ、シームレスなLEDデイタイムランニングライト、そしてその下には単眼タイプのBi-Beam(バイビーム)LEDヘッドライトが搭載されているのが確認できます。

更に薄っすらと確認できるのが、フロントグリルは中央よりも下部にオフセットされていること、水平基調のアッパーグリルらしきものが確認できることから、この辺りも日本仕様の新型カローラクロスとほぼ同じと見て良さそう。

こちらは日本仕様の新型カローラクロス。

まさか日本仕様の新型カローラクロスが広汽トヨタのラインナップモデルに展開されるとは…

以前、広汽トヨタが新型ヴェンツァ(GAC Toyota New Venza、別名:ハリアー)を発表し、フロントノーズ辺りが日本仕様のカローラクロスっぽいデザインだったことから、「中国にはカローラクロスが導入される可能性は低い?」と考えていたものの、やはりトヨタはSUVに込める想いは一台と強かったようです。

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