内装が豪華過ぎるぞ…中国日産のフルモデルチェンジ版・新型e-POWERシルフィの内装画像追加!「電動パワーシート搭載」「BOSEプレミアムサラウンド付き」等

もはやここまでの質感になってくると、新型e-POWERシルフィは大衆向けセダンではない?

さてさて、2021年9月29日に開催された中国・天津オートショー2021にて、中国企業の東風日産より発表されたフルモデルチェンジ版・新型e-POWERシルフィ(Nissan New e-POWER Sylphy)。

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ガソリンタイプの(2022年モデル)新型シルフィをベースにしつつ、パワートレインは排気量1.2L 直列3気筒エンジン+電気モーターを組み合わせることで、システム総出力136hp/最大トルク300Nmを発揮、中国基準での燃費は25.6km/Lとかなり優秀なスペックを誇る一台ですが、早速このモデルの実車インプレッションが実施されたそうです。

海外カーメディアAutohomeの情報によると、新型e-POWERシルフィの内外装デザインは、4ドアセダンのなかでも上質とのことで、確かに内装の質感や装備内容を見てみると「これって、本当に大衆向けのセダンなのだろうか…?」と感じてしまうほど。

早速内外装に加え、これまで確認できなかった細部もチェックしていきましょう。


インプレッションモデルは、天津オートショー2021でも公開されたレッド×ブラック2トーン

改めて新型e-POWERシルフィのエクステリアを見ていきましょう。

ボディカラーは天津オートショー2021にて公開されたモデルと同じ、レッド×ブラックルーフの2トーンタイプで、恐らくは新型ノートオーラ(New Note Aura)のようなガーネットレッド×スーパーブラックルーフの組み合わせだと予想。

やはり屋内で見るのとでは印象が大きく異なり、深紅のような色合いに更なる深みを与えるかのようなブラックルーフとの相性は抜群。

ちなみにこのモデル、どうやら可倒式のポールアンテナはもちろんのこと、シャークフィンアンテナも装備されておらず、もしかするとMAZDA3のようにリヤハッチガラス内側に貼付するフィルムタイプの可能性も高そうですね。

デザインは洗練されているものの、ちょっと惜しいところも?

真正面から見てみるとこんな感じ。

やはり新生NISSANエンブレムと組子調グリルパターン、ダブルVモーショングリルの組み合わせは美しく、メッキ加飾周りのグリルフレームにピアノブラックで引き締め効果を作っているところもユニーク。

プラスチッキーな無塗装ブラックを採用せず、ブラックのアクセントを艶有りにまとめているところも、日産の大きな強みだと思います。

ただフロントウィンカーはLEDではなく豆球っぽいものが確認できますね(この点はインプレッション動画を確認してはっきりしたいところ)。

リヤウィンカーは豆球タイプ

そしてリヤビューはこんな感じ。

ブーメラン形状のLEDテールランプ直下のクリア部分を見ると、かすかにオレンジの色味が確認できることから、リヤウィンカーは豆球であることは確実。

そしてリヤテールゲートの左下には”300”のバッジが貼付されていますが、これは最大トルク300Nmを意味。

最近の日産の新型車では、こういったトルク値をテールゲートに貼付する傾向にあり、直近であれば新型エクストレイル(New X-Trail)のテールゲート左下にも同様の数値が貼付されています。

やはり新型e-POWERシルフィの内装は、細部をみてもかなり上質だった

そしてここからが最も注目したい新型e-POWERシルフィのインテリア。

キャビンについては、前回のブログ同様に本革シートや合成皮革トリムを用いた豪華仕様で、シート表皮にはダブルダイヤモンドのエンボス加工付。

少し確認しづらいですが、エアコン関係は新型ノートオーラとほぼ同じだと思われ、シートヒーターも完備。

そしてこちらはメーター類。

加速度メーターや速度メーターはアナログタイプですが、中央のTFTマルチカラーインフォテイメントディスプレイは7インチとワイド。

さすがにノートオーラや新型エクストレイルのように12.3インチのフルデジタル液晶メーターではありませんが、これだけでも十分進化しているのがわかります。

そしてこちらは12.3インチのワイドタッチディスプレイ。

ディスプレイの下部には、音量調整やホーム、メディア、ナビといった静電式タッチパネルが装備されていて非常にスマート。

その周りをシルバーの加飾にすることで奥行きを演出しているのもグッド。

シート調整や音響関係、そして予想される新型e-POWERシルフィの価格帯は?気になる続きは以下の次のページにてチェック!