これが本当のフルモデルチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(Z35/400Z)?ガソリンを一切使用しないピュアEV仕様で、スタイルも更に筋肉質に

なお2022年3月末に発売される新型フェアレディZは、ビッグマイナーチェンジモデル(Z34後期)

さてさて、2021年冬頃に発表/2022年3月末に発売予定となっている日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, Z34)ですが、このモデルで「最後の6速MT搭載/最後のピュアガソリン搭載モデル」と言われています。

パワートレインは、V37スカイライン400R(V37 Skyline)やインフィニティQ60に搭載される排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを採用し、プラットフォームはZ34前期からの流用。

そして、フルモデルチェンジもしくは全くの新しい新型車を対象に、2021年11月に衝突被害軽減ブレーキ装着が義務化されることとなるわけですが、そういったレギュレーション(規則)を敢えて避けるために、ビッグマイナーチェンジ相当のモデルは、2025年12月を目途に義務化が対象となっています。

▽▼▽関連記事▽▼▽


新型フェアレディZは、価格帯も抑えられたクレバーなスポーツモデルに

新型フェアレディZは「頑張れば手が届くスポーツカー」をテーマにしていることもあり、可能な限り流用できるパーツは流用し、日産も「価格帯を抑えるためにビッグマイナーチェンジに留めた」と説明していますが、実際のところはレギュレーションの問題を避けることが本来の目的と考えられ、しかしこうした問題の解決は非常にクレバーだと考えています。

とはいえ、2025年12月には衝突被害軽減ブレーキ装着の義務化が訪れるわけですから、フェアレディZも安全装備の更なる向上に加え、電動化は避けられないため、今回のビッグマイナーチェンジが正真正銘「最後のピュアガソリンモデル」になると考えられます(フルモデルチェンジしたらかなりの値上げになりそう…)。

こうしたなか、本当のフルモデルチェンジ版・新型フェアレディZ(Z35, 400Z)はこうなる?というレンダリングが公開され大きな話題に。

一体どのようなエクステリアに仕上げられているのか?早速チェックしていきましょう。

過激なエクステリアを持つ次期フェアレディZのレンダリングを見ていこう

こちらが今回公開されている新型フェアレディZ(左がZ35、右がZ34前期)。

このレンダリングを作成したのは、デジタルアーティストのFranklin 郭 氏で、現行Z34の引き締まった2ドアスポーツクーペは引き継がれ、モダンな雰囲気でありながらも、より筋肉質でワイド&ローが際立ったエクステリアに。

フロントグリル形状は、ビッグマイナーチェンジモデルの大口グリルを上手く引き継ぎ、ヘッドライトデザインはシャープで切れ長、そしてフロントフードが先端に向かって一気に下っていくデザインはZ33以前のレトロさを上手く演出しています。

リヤビューも筋肉質で近未来的、そしてレッド×ブラックルーフの新型フェアレディZもかなりイケてる!気になる続きは以下の次のページにてチェック!