トヨタ・クラウンとアウディQ3含め計4.5万台の大量リコール!後席ガラスモールディングが脱落…燃料ゲージ不具合で意図せず走行中ガス欠の恐れも

走行中に後席ガラスのモールディングが脱落する恐れ有り

トヨタ・クラウンの1車種・計44,796台に大量リコール。

不具合内容としては、後席ドア後部のクォータウィンドウガラスのモールディングにおいて、取付構造が不適切なため、冷熱の繰返しで取付部が劣化して剥がれることがあるとのこと。

そのため浮きや異音が発生し、最悪の場合、モールディングが脱落するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は起きていないものの、既に120件もの不具合が発生していて、市場からの情報によりあきらかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[クラウン]
・6AA-AZSH20/A Z S H 2 0 – 1 0 0 0 0 0 3~A Z S H 2 0 – 1 0 6 0 2 2 4/平成30年 5月16日~令和 2年 4月20日/32,405台(RS仕様車)

・6AA-AZSH21/A Z S H 2 1 – 1 0 0 0 0 0 3~A Z S H 2 1 – 1 0 1 1 9 0 4/平成30年 5月16日~令和 2年 4月17日/5,184台(RS仕様車)

・6AA-GWS224/G W S 2 2 4 – 1 0 0 0 0 0 1~G W S 2 2 4 – 1 0 0 9 1 6 3/平成30年 5月16日~令和 2年 4月17日/4,402台(RS仕様車)

・3BA-ARS220/A R S 2 2 0 – 1 0 0 0 0 0 1~A R S 2 2 0 – 1 0 0 4 2 9 2/平成30年 5月16日~令和 2年 4月17日/2,805台(RS仕様車)

改善措置としては、全車両、クォータウィンドウガラスを対策品と交換するリコール作業を実施するとのことです。


燃料目盛りと実際の燃料残量が一致せず、意図せずガス欠になる恐れアリ

続いては、アウディQ3/RS Q3の2車種・計1,323台にリコール。

不具合内容としては、第2燃料タンクに取り付けられている燃料ゲージセンサー付きサクションジェットポンプにおいて、当該ポンプの燃料ラインと燃料ゲージセンサーの間隔が不適切なため、燃料ゲージセンサーが燃料ラインに引っかかることがあるとのこと。

そのため、実際の燃料量と燃料計の指示値が一致せず、燃料が多く表示され、そのままの状態で走行を続けると燃料切れにより走行不能となるおそれがある。としてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は起きていないものの、既に7件もの不具合が発生していて、市場からの情報によりあきらかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[RSQ3]
・3BA-F3DNWF/WUAZZZF30M1900483~WUAZZZF3XM1903391/令和2年11月13日~令和3年3月19日/297台

[Q3 35TDIq]
・3DA-F3DFGF/WAUZZZF30M1000788~WAUZZZF3XM1070153/令和2年10月13日~令和3年3月11日/1,026台

改善措置としては、全車両、燃料ゲージセンサーと燃料ゲージセンサー付きサクションジェットポンプの燃料ラインの間隔を確保するために、当該燃料ラインをケーブルバンドで結束するリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:国土交通省①