(2022年)フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アイゴXが世界初公開!ベースは新型ヤリスと同じTNGA-Bを採用…更に日本カーオブザイヤー2021~2022のベスト10が決定

思ったよりもキープコンセプトで完成度も高そうだ

さてさて、2022年初めの量産モデル発売に向けて粛々と開発を進めてきたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型アイゴX(Toyota New Aygo X)ですが、遂に2021年11月5日に量産仕様の内外装デザインを世界初公開しました。

これまではPSAグループのプジョー(108)・シトロエン(C1)との共同開発にて販売されてきたアイゴですが、親会社がステンラティスに変更されたことで、今回のフルモデルチェンジにより、トヨタ独自のオリジナルAセグメントコンパクトクロスオーバーとして発売されることが決定しました。

しかも今回のフルモデルチェンジのタイミングにて、コンパクトハッチバックではなくコンパクトクロスオーバーへと切り替えられるのもポイントで、そのため名称も「アイゴ」→「アイゴX(クロス?)」に変更されました。

どのようなデザインテイストに仕上げられ、どのようなパフォーマンスを持つのか?早速チェックしていきましょう。


新型アイゴXのエクステリアをチェックしていこう

こちらが今回世界初公開された新型アイゴXのエクステリアデザイン。

2021年3月に発表されたアイゴXプロローグ・コンセプト(New Aygo X Prologue Concept)を、上手く量産仕様にトーンダウンさせたデザインテイストで、完成度としては中々に高めな印象を受けます。

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ボディスタイルも、コンパクトハッチバックというよりもクロスオーバーに寄せられ、フロント・リヤの樹脂フェンダーモールを装備することで更にクロスオーバーのテイストを追加しているのがわかります。

フロントマスクはライズとRAV4をミックス?

フロントマスクはこんな感じ。

フロントグリルはキーンルックグリルというよりも、AセグメントSUVのライズ(New RAIZE)に近い印象で、ヘッドライトデザインはRAV4に近い感じでしょうか。

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ちなみに新型アイゴXのボディサイズは、新型ヤリス(New Yaris)/ヤリスクロス(New Yaris Cross)と同じTNGA-Bプラットフォームを採用することで、全長3,700mm×全幅1,740mm×全高1,525mmとなり、先代アイゴに比べて全長+235mm/全幅+125mm/全高+65mm大きくなっています。

プラットフォームの変更で荷室容量も拡大

そしてアイゴの大きな弱点でもあった荷室容量ですが、トノカバーまでの高さだと231Lと先代比+60L、天井までだと269Lまで増加、そしてリヤシートを前方に倒せば最大829Lまで荷物を積むことが可能になります。

リヤ周りは新型アクア風?

リヤビューはこんな感じ。

新型ヤリスのような”フ”の字でも、新型ハリアー(New harrier)のような一文字テールランプでもなく、どちらかというと新型アクア(New Aqua)のような縦型基調のテールランプを採用してきたのはちょっと意外でしたね。

ちなみに足元には18インチの大口径ホイールを装着することで、ダイナミック感とオフロード感を演出しているとのこと(最小回転半径も4.7mと非常にコンパクト)。

更にアルミホイールのスポーク部分には、マットブラックをメインに、オレンジ(マンダリーナ)のアクセントを加味することで、これまでのトヨタには無いオリジナリティと、コンセプトモデルのような個性さを演出しているそうです。

トップルーフはファブリック

続いて新型アイゴXの特徴の一つが、このキャンバストップルーフ。

いわゆるオープン/クローズが可能なファブリックルーフなのですが…

このような形でスライド式のオープン/クローズが可能になります。

個性的でカラフルなボディカラーもラインナップ

この他にもラインナップされているのが、センシュアルレッドのようなスポーティなカラーにブラックアクセントの2トーン。

こちらはゴールドカラーのような特殊な色合いに、ブラックのアクセントを加味した2トーン。

そしてこちらも、新型アクアなどでも採用されているディープブルーにブラックアクセントの2トーンを採用しています。

新型アイゴXのインテリアは、ここ最近のトヨタとは異なる新鮮なレイアウトそして第42回 2021年~2022年の日本カーオブザイヤー・10ベストカーが公開!気になる続きは以下の次のページにてチェック!