ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型IS300 F SPORT Mode Blackにちょっとしたトラブル?「減速時に1速に入らない」「対向車線が来ても常時オートハイビーム」

走行中に支障をきたす致命的な不具合ではないものの、ちょっと不安の残る問題ではある

さてさて、2020年12月上旬に私に納車されたレクサスのビッグマイナーチェンジ版・新型IS300 F SPORTモードブラック(Lexus New IS 300 F SPORT Mode Black)ですが、納車後11か月が経過して、ちょっと気になる不具合?のようなものをいくつか発見したため、早速それらの内容をご紹介していきたいと思います。

ちなみに何れの症状も既にレクサスディーラーに相談済みで、現在調査段階とのことですが、回答頂き次第改めて情報展開できればと思います。

基本的に新型ISの満足度は非常に高く、特にこれといった致命的なトラブルや不満に思うところは無く、改めて成熟されたFRプラットフォームとスポーツセダンらしい軽やかな走り、高速域でも安心して曲がれる後輪駆動(FR)システムは、他のモデルではなかなか体感できるものではなく「やっぱり新型ISを購入できて本当に良かった」と思えるほどです。

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パドルシフトもしくはセンターシフトでの減速操作時に2速→1速に入らないことがある

まずは新型ISでの走行時でのちょっとした不具合?なのですが、パドルシフト操作やセンターシフト操作での減速時、2速→1速にシフトダウンできないといったことが定期的に発生。

これは特定の条件時に発生するものではなく、不定期に発生するものなのですが、ECO/NORMAL/SPORT Sのいずれでも同様のことが生じていて(SPORT S+では未確認)、どんなに低い速度域でも1速にシフトダウンできないことがあるんですね。

私の場合は、普段ECOモードで走行することが多く、パドルシフトの”-(マイナス)”操作でシフトダウンする際、2速までは軽快にダウンしていくものの、なぜか30km/h以下に減速しても1速にならないことが多いんですね(基本的には50km/h以下の時に2速→1速に変速可)。

なお新型IS300は、ビッグマイナーチェンジ前から引き継がれたスポーツダイレクト式の電子制御8速オートマチック(8-Speed SPDS)を採用していて、クラッチのないブレーキペダルとアクセルペダルの2つのペダルしかないスポーツMT車になるものの、なぜ今回のような症状が起きるのかは不明。

もちろん、2速でも十分な減速は可能で、1速にできなくともフットブレーキを多用すれば更なる減速は可能なのですが、ちょっとモヤモヤするところではありますね。

対向車がいてもオートハイビームが継続されてしまう

続いてはオートハイビーム機能についてですが、対向車がいないときに自動的にロービームからハイビームへ切り替わり、街中の街灯の輝度が高かったり、対向車が居たりするとハイビームからロービームに切り替わる便利機能なのですが、なぜか対向車が居てもロービームに切り替わらず、パッシングやクラクションを鳴らされることが多いんです。

といっても、常に同様のことが生じるわけではなく「対面通行のトンネル内」にて生じる可能性が高く、今のところ私の新型ISでは、対面通行のトンネル内で対向車が走行してきてもハイビームのまま走行することがほとんど。

しかも全ての車両に対してではなく、小型~大型トラックの場合が非常に多く、セダンやSUV、ミニバン、軽自動車などになるとハイビームを継続することはほとんどありません。

何とも限定的な場面での症状ではありますが、新型ISがハイビームからロービームに切り替えるレクサス独自の条件に対し、様々な条件が重なってしまうと誤作動となってしまう可能性があるのかもしれません。

だからといって常にハイビームの状態で走行し続けるのは対向車にとっても迷惑な話だと思うので、このあたりは(対策が無い現時点では)手動でオートハイビームをOFFにする以外、方法は無いのかもしれません。

この他にも複数生じている新型ISのちょっとした不具合・トラブルは、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!