(2022年)マイナーチェンジ版・現代自動車(ヒョンデ)新型クレタが世界初公開!三菱っぽい顔つきながら独特のテイスト…更にフォード・マスタング・シェルビーGT500のアノ人気オプションが完全廃止へ

どことなく三菱っぽい雰囲気はあるものの、ヒョンデらしい独自性はあると思う

韓国の自動車メーカー・現代自動車(ヒュンダイ/ヒョンデ)が、2022年モデルとなるマイナーチェンジ版・新型クレタ(Hyundai New Creta)を世界初公開しました。

今回発表されたモデルは、インド市場などを中心にラインナップされているサブコンパクトSUVで、既にラインナップされているツーソン(Tucson)からインスパイアされたデザイン言語へと変化し、更に質感を大幅に高めたアップデートモデルでもあります。

今回はインドネシア国際モーター(GIIAS)にて世界初公開された新型クレタですが、インドやブラジル、ロシア市場向けとしても引き続きラインナップされるとのことで、今後更に幅広い展開が期待されるものの、今のところ日本市場での販売予定はないとのことです。


新型クレタのエクステリアデザインをチェックしていこう

こちらが今回世界初公開された新型クレタのエクステリアデザイン。

今回のマイナーチェンジでの最も大きな変更ポイントは、新型ツーソン同様にグリル内に統合されたライト関係で、斬新でありながらも現代自動車らしい先進的で個性的なデザイン言語へと進化。

今回はヘッドライト点灯時の画像が公開されなかったため、ツーソンの画像を参考にさせていただくと、ヘッドライトやLEDデイライトの点灯方法はこんな感じ。

まるでトヨタ・アルファード(Toyota ALPHARD)のようなメッキ加飾満載のオラオラグリルに加え、更にグリル内に設けられたヘッドライト類が点灯+LEDウィンカーとしてターンシグナルするというユニークなデザインにまとめられています。

他社が採用しないような複雑なフロント・リヤデザイン

中々こういった複雑且つメンテナンス性の難しいデザインを採用しないメーカーが殆どで、接触もしくは衝突事故などでフロントバンパーが損傷した場合、ヘッドライト自体全て交換しなければならなくなるため、こういったところのコストは相当にかかってくると予想されます(三菱や最近の日産のデザインテイストも同様)。

そしてグリルモール部分はシルバー塗装にて仕上げられていますが、どことなく三菱のダイナミックシールドグリルを連想させるものがあり、独立式のヘッドライトやフォグランプのレイアウトも含め、遠目からだと「三菱の何か?それともヒョンデ?」と思われても不思議ではないところ。

この他フロント・リヤフェンダーには樹脂モールディングパーツが採用されていますが、サイドステップ部分には樹脂パーツだけでなくシルバー塗装のアクセントが加味されているのもユニーク。

リヤビューはこんな感じ。

リヤテールランプのデザインが何とも個性的で、一体どのような構造になっているのかは不明ですが、こちらもフロントヘッドライト同様に修理が中々に面倒くさそうですね。

ボディカラーは、シルバーやホワイト、ブラック、そして今回のイメージカラーにもなっているレッドもラインナップされますが、グレードによってはブラックルーフの2トーンカラーもラインナップされるそうです。

インテリアもフルモデルチェンジ並みの正常進化

インテリアも大幅に変更され、旧世代の7インチディスプレイから10.25インチのワイドなメーターディスプレイへとアップデート、そしてセンターインパネのナビゲーションシステムは8インチのままですが、ワイヤレスAndroid Auto/Apple CarPlayを備えるなど、使い勝手は大幅に向上しています。

車内も広々としていますが、後席を前方に倒すとフルフラットにならないようになっています。

この他パノラマルーフやアンビエントライト、アダプティブクルーズコントロール、オート緊急ブレーキといった装備も充実。

いよいよ新型クレタにも電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドが全車標準装備され、BOSEサラウンドスピーカーもメーカーオプションとして準備されます。

かなり豪華なモデルになりそうですが、価格帯もどこまで跳ね上がるのか注目処です。

最後にパワートレインですが、インドネシア市場向けだと、排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力115hpを発揮、トランスミッションは6速MT/CVTの何れかから選択が可能となっています。

フォード・マスタングのハイパフォーマンス版となるシェルビーGT500に設定されていた”アノ人気オプション”が廃止?!一体なぜ?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!