フルモデルチェンジ版・三菱の新型ランサーエボリューションⅪはこうなる?→日産スカイラインGT-R R34とランエボⅧの奇妙なミックスモデルだった件

細かく見ていくと次期ランエボⅪと呼ぶには無理がありそうだが…

さてさて、以前より度々噂されている三菱のフルモデルチェンジ版・新型ランサーエボリューションⅪ(Mitsubishi New Lancer Evolution Ⅺ)ですが、今回は何とも奇怪なイメージレンダリングが公開されています。

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これまでは、三菱独自のデザイン言語でもあるダイナミックシールドグリルを用いることでアクセントを高め、更に釣り目タイプのLEDデイタイムランニングライトや独立式のLEDヘッドライトが特徴的でしたが、今回はそういった新世代独自のテイストではなく、日産・三菱の関係性を更に高める?ようなミックスレンダリングに仕上げられいています。


次期ランエボⅪというよりは、スカイラインGT-R R34の4ドア版?

こちらが今回公開されている、フルモデルチェンジ版・新型ランサーエボリューションⅪ?のイメージレンダリング。

デジタルアーティストDomsticmango氏によって作成された次期ランエボⅪのレンダリングですが、見た目としては日産スカイラインGT-R R34(Nissan Skyline GT-R R34)がベースで、ここに三菱ランサーエボリューションⅧをミックスしたようなデザインに。

ある意味独特ではあるものの、4ドアセダンスタイルで巨大な固定式リヤウィング付き、更にフロントグリルには三菱のエンブレムではなく”GT-R”と表記されていることから、流石に次期ランエボⅪと謳うには無理がありそう。

デジタルアーティストのDomsticmang氏が、どのような理由でこのレンダリングを作成したのかは不明ですが、一部海外メディアも取り上げていて、日産と三菱の融合ブランド「Missan」と揶揄するほどで、決してポジティブな意味合いでは捉えて無さそう。

リヤビューもスカイラインGT-R R34のテイストが強そうだ

リヤビューはこんな感じ。

リヤテールランプもまさかのR34と同じ丸形&片側2灯式を採用していて、リヤセンターエンブレムは”Nissan”、そして右下には”GT-R”のエンブレム付。

次期ランエボⅪの面影どころか、三菱の面影すらもほとんど無くなっているようにも感じられたり。

パワートレインは、さすがにランエボベースで排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンが現実的だとは思いますが、残念ながら市販化の可能性については非常に低く、ルノー・日産・三菱アライアンスグループのなかにおいて、三菱の主なミッションは「東南アジアを中心に、トラックやSUVの開発・販売を行う」ことがメインとなっています。

2021年夏頃にモータースポーツ参入の検討を進めているとの報道もありましたが、市販版でスポーツモデルを導入してくる可能性も極めて低いのではないかと予想されます。

ちなみにこちらが、今回のミックスレンダリングのデザインベースの一部に使用されたランサーエボリューションⅧ。

そしてこちらが、日産スカイラインGT-R R34。

何れも洗練されたデザイン・スタイリングで、特にR34はいつまでも色あせないカッコ良さと魅力があるように感じられます。

これまでで最も現実的な時期ランエボⅪが登場?更にランエボの走りの技術を盛り込んだ新型アウトランダーEvoとは?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!