ナゼそうなった…クリスマス直前にフェラーリ512TRがショッピングセンターに突っ込む→ドライバーは82歳の高齢…日産・三菱が出荷停止の問題について明らかに

2022-09-07

いよいよ明らかになった日産・三菱モデルの出荷停止に関する内容について

続いては、前回のブログでも報じた通り、日産と三菱の共同開発&人気モデルとなるルークス(Nissan ROOX)/eKスペース(eK Space)/eKクロススペース(eK Cross Space)に一部不具合がみられ、2021年11月末あたりから出荷停止状態になっているとして、その原因について調査が進められていました。

これについて日産・三菱は公式なプレスリリースを公表し「一部条件下においてエアバッグ機能が十分発揮されない可能性」を明らかにしました。

各社のプレスリリースより、「あらゆる条件下において、想定通りの性能を発揮することを詳細に確認している」として、早急に対応しているとのこと。

また既に出荷されているモデルに関しても、一旦納車をストップするなど、何かとバタバタな状態が続いているそうです。


詳細を明らかにしても止まない「日産・三菱叩き」

なお今回の問題に関し、日産並びに三菱において十分な検査結果が得られ次第、新たに報告するとのことですが、最も気になるのは「リコールの対象となるのかどうか」というところで、仮に大きな不具合が確認された場合は、国土交通省からの指摘を受け約3万台もの大規模リコールとなる恐れも考えられるかもしれません。

三菱が2000年/2004年に起こしたリコール隠しから20年近くが経過していますが、あれから同じ失敗を繰り返さぬように対応を進めているものの、それでもSNSでは過去のことを掘り起こして「また三菱や日産は同じことを繰り返すのか」「三菱も日産も変わらないな」といった心無いコメントが度々確認されます(なぜか頻繁的に発生する過剰な三菱・日産叩き)。

確かに一部不具合が生じるかもしれない問題に直面していることは事実ですが、最も重要なのはそのあとの迅速な対応・フォローで、真摯に向き合い、現実から目を背けずに早急な対応を進めていることは確か。

一部不具合の可能性について報道されたからといって「やっぱり同じことの繰り返しか」ではなく、まずはその後の対応を見届けることが大事ではないかと思います。

『eKスペース』『eKクロス スペース』に関するお詫びとお知らせ

『 eKスペース』 『 eKクロス スペース』の衝突試験において、一部条件下ではエアバッグの性能が十分発揮されない可能性があることが分かりました。

現在あらゆる条件下で、想定通りの性能を発揮することを詳細に確認しているところです。

現在これら確認作業を行っている関係で、一時的に同車両の生産・出荷・登録業務を停止しています。

確認には、今しばらく時間を要する見込みです。検証が完了次第、速やかにお客さま並びに関係各所へ、ご報告させていただく予定です。

このたびは、同車両をご使用並びに、お買い求めのお客様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけして、誠に申し訳ございません。

以上

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Reference:CARSCOOPS, Mitsubishi