トヨタ新型カローラクロスのちょっと気になるポイント。「オートブレーキホールドの効きが甘い時がある」「シートヒーターの効き具合が極端?」等【動画有】

やはり頻繁的に使用していると気になるポイントも色々と出てくる

さてさて、2021年11月に私に納車されたトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)ガソリンZ×四輪駆動(4WD)ですが、今回は同車のちょっと気になるポイントを見ていきたいと思います。

この時期特有の気になるポイントもあったりはするものの、総じて満足度は高く、基本的には使い勝手の良い一台なので、あとはその気になるポイントを許容できるかどうか。

トヨタのモノづくりは、そういった「許容できる不満」に抑えたクレバーなモノづくりをしている印象で、それがコストカットや収益性の向上につながっているのではないかと考えています。

早速新型カローラクロスの気になるポイントを見ていきましょう。


オートブレーキホールドの効きが甘いときがある

まずはオートブレーキホールドの効き具合について。

2006年にレクサスLSより採用された便利機能で、特に渋滞時には重宝される機能の一つです。

これからご紹介する「ブレーキホールドの気になるポイント」は定期的になるものではなく、これまで数回起きたことなので、個体差の可能性があるかもしれません。

ちなみにオートブレーキホールド機能は、信号待ちなどで停車する際にブレーキを離しても自動車ブレーキ制御してくれる機能で、アクセルを少踏むとオートブレーキが解除され、緩やかに加速してくれます。

オートブレーキホールドの制御がONになるタイミングはメーカーによって様々で、例えばホンダだと0km/hになったタイミングでオートブレーキホールドONになりますが、トヨタ/レクサス系になると0km/hになってブレーキを少し踏むとオートブレーキホールドがONになっています。

この「少し踏む」というのは曖昧な表現になってしまい恐縮なのですが、例えば車両が停車して30%ぐらいのブレーキングでオートブレーキホールドがONになると仮定します。

この30%ぐらいのブレーキの踏み込み量だと、オートブレーキホールドはONになるものの、ホールドと駆動の境目のような状態で、微妙に動いてしまうことがあるんですね(ブレーキしながらクリープ走行している)。

もちろん、毎回必ず起きることではないですし、しっかりブレーキを踏めばこういった問題は起きないのですが、赤信号による停車時に軽やかなブレーキングで停車→オートブレーキホールドがONになると、こういった症状が起きるかもしれません。

高速道でのステアリング修正が少し目立つ

続いてはステアリングフィールについて。

これは前回の片道200kmの高速道路走行時に気になったポイントなのですが、決してステアリングが持っていかれるというわけではないものの、直線の高速道でのステアリング修正が少し多いように感じられました。

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いわゆる真っすぐ走ることをキープするためのステアリング調整になるわけですが、高速域になると更に修正域が大きくなる印象で、この辺りはホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)やレクサス新型NX350h F SPORT/IS300 F SPORT Mode Black、トヨタ新型アクア(New Aqua)に比べると大き目かもしれません。

シートヒーターの効き具合や、パノラマルーフからの軋みも?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!