人生終わった…世界限定399台&時価3億円以上もするエンツォ・フェラーリを試乗中にクラッシュ!一部報道ではディーラースタッフが運転していた?

フェラーリのスペチアーレマシンは想像以上に扱いが難しいのかもしれない

フェラーリが世界限定499台+1台のみ製造したスペチアーレモデルのラ・フェラーリ(LaFerrari)。

このモデルの先代として世界限定399台のみ製造されたのがエンツォ・フェラーリ(Enzo Ferrari)であり、創設者の名前が採用&日本人デザイナーであるKen Okuyama氏が手掛けたとても特別な一台です。

そんな希少モデルが、(現地時間)2022年1月18日午前11時半ごろにオランダの公道にて走行中に事故・クラッシュしたとのこと。

フェラーリの事故といえば、2021年12月31日の大晦日に、首都高速道路・芝浦ジャンクションでも世界限定799台のみとなるF12tdfが自損事故を起こしたばかりです。

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エンツォ・フェラーリの損傷具合はかなり深刻

こちらが今回、オランダ・バールン地方Amsterdamsestraatwegにてクラッシュしたエンツォ・フェラーリ。

海外カーメディアの報道によると、この車両は長期間ディーラーにて販売されていた元ユーザー車両とのことで、その後車両のコンディションをチェックするため、公道にてテスト走行を実施。

目撃情報によれば、この公道は直線が続く見晴らしいの良いところで、飛ばす車も少なくはなく、エンツォ・フェラーリも官能的なエキゾーストサウンドを奏でながら走行していたとのこと。

おそらく何らかの理由で回転数を引き上げて加速する必要があったのだと考えられますが、それによってコントロール不能→木々に(助手席側のサイドから)衝突・クラッシュしたとの報告が挙がっています。

車両のダメージは致命的だが、幸いにしてドライバーの命に問題は無いとのこと

何とも痛々しい姿のエンツォ・フェラーリですが、ボディパネルにはヒビが入り、恐らく土台やアンダー部分、足回りのダメージも相当なものだと思われ、修理費用も相当にかかると予想されます。

助手席側のフロント・リヤのホイールが外れてしまっていますし、想像以上のスピードを出していたのだと思いますが、何よりもドライバーが大きなケガをしたという報告は入っていないため、おそらく最悪の事態は避けられたのではないかと考えられます。

「フェラーリディーラーのスタッフがテスト走行していた」との報告も

なお地元メディアad.nl社の報道によると、エンツォ・フェラーリを運転していたドライバーは、某地元Ferrariディーラーの従業員だった名指しされていて、先述の通り修理後のコンディションをチェックするために公道にてテスト走行を実施していたのではないか?とのこと。

但し、これについてはディーラーも正式なコメントは拒否しているため、現在調査が進められている状態です。

エンツォ・フェラーリは「僅か15分」でデザインされたモデルだった?デザインモチーフはガンダム?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!